タカショー<7590>昨年からの好調を維持し、直近も年初来高値を更新中…決算発表で株価さらに上がる?
8/25に第2四半期決算発表を迎えたタカショー<7590>。長年500円前後で横這いに推移を続けてきましたが、2020年8月から大きく上昇を開始しました。
その後、今年の年初にいったん失速したものの、再び上昇し直近も年初来高値を更新し短期的な上昇トレンドに入っています。
このように好調な中、第2四半期決算を迎えた同社ですが、ここからどのように推移する可能性があるのでしょうか?
タカショー<7590>の第2四半期決算前後の株価動向は?
では、同社の株決算を挟んだ1ヶ月間(8月中旬~9月中旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2000年から2020年の株価の推移では、上昇傾向が18回、下落傾向が3回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向があると考えられるでしょう。
変動幅を見ると、過去に15%を越える上昇が3回ほどありましたが、直近は上昇下落含め%以内の変動に留まっています。
それをふまえると、全体的には上昇傾向が見られますが、直近は小幅な動きにとどまる可能性が高いでしょう。
では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
タカショー<7590>の目標株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【目標株価】
上値目安:1,055円
下値目安:970円
※8/13終値985円を基準に計算
これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約7.1%、下落幅は約1.5%と考えられます。よって、上値は「1,055円」、下値は「970円」が目標株価と考えられるでしょう。
上値の目安に到達した場合は、直近の年初来高値より下に位置しますが、引き続き高値圏を推移する可能性が高いでしょう。
反対に、下値の目安に到達した場合は、8/17の年初来高値更新後に反落した位置まで戻ります。ただし、現在の状況をふまえると、そのまま大きな下落になる可能性は低いでしょう。
25日移動平均線を下抜けするまでには、まだ余裕があります。そこに到達するまでは、横ばいに推移するでしょう。
しかし、25日移動平均線を下抜けするようなことがあれば、これまで好調だったトレンドが変わり、短期的な下落トレンドに突入するかもしれません。
このように同社は、直近に年初来高値更新を繰り返すなど好調です。その動向やこれまでの傾向をふまえても、この時期は上昇傾向のままである可能性が高いでしょう。
ただし、これをふまえて楽観的になりすぎると、思わぬリスクを受けてしまうこともあります。そういった意味でも、上昇に期待しつつも、リスクも考慮しながら投資の判断をするのが良いでしょう。
ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。
※本記事は2021/8/24時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
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