ヤマダ電機<9831>株主優待9月末権利確定。第1四半期決算発表後に大きく上昇するも、直近は調整局面から下落傾向に突入…権利確定日に向け上昇する可能性は?

2020/09/17

 

8/6に第1四半期決算発表を通過したヤマダ電機<9831>。第1四半期決算発表翌日の8/7には大きく上昇し堅調に推移しました。しかし、8月下旬の高値「580円」をつけて以降は、調整局面に入っています。

そのような中、「株主優待」の権利確定の9月末を迎えます。株主優待で人気の銘柄は、これを狙った買いが入ることで、株価に動きが見られます。同社はこの株主優待の権利確定前後で、株価はどのように推移するのでしょうか?

 

ヤマダ電機<9831>の優待権利確定前後の株価動向は?


同社は、コロナ・ショック以前は、2/13に623円の年初来高値を付けていましたが、3/13には年初来安値の402円まで下落しました。その後すぐに反発しましたが、大きく上下に推移し、75日移動平均線を25日移動平均線が上抜け、下抜けを繰り返しています。

では、権利日前後10日間(9月下旬~10月初旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ: ヤマダ電機<9831>の優待権利確定前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇は12回、下落は6回、変わらずが2回見られます。この数字を見る限り、権利確定後の株価は上昇傾向があると考えられるでしょう。

変動幅を見ると、2016年以降は上昇しているものの小さな上昇にとどまっていることが分かります。それ以前は、10%以上の上昇はあるものの、全体的に小さな上昇幅であることが確認できます。反対に下落時は、それほど大きな下落が少ないことも分かります。

これを見る限り、もし下落しても小幅の下落になる可能性が高く、全体的に上昇傾向があると考えられるでしょう。

 

ヤマダ電機<9831>の権利確定後の株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【予想変動幅(率)】-3.9%~5.3%

これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約5.3%、下落幅は約3.9%と考えられます。よって、現在の株価(9/11終値550円)で計算した場合、権利確定後には、おおよそ「528円~580円」の範囲で変動する可能性があります。

現在、同社の株価は調整局面に入っていると考えられるものの、短期的な下落傾向にあるとも考えられます。すでに75日移動平均線を割り込む場面も見られます。もしこの状況が続く場合は、しばらく軟調に推移する可能性があるでしょう。

以上をふまえると、データ分析では全体的に見て上昇傾向はあるものの、直近の状況では下落傾向にあると考えられます。よって、今年に限っては下落する確率が高いと考えて投資スタンスを決めるのが良いかもしれません。

このように、株主優待銘柄もデータ分析することで、買いどきや売りどきを戦略的に考えることができます。ぜひ、このような株価動向を掴んで、あなたの投資スタンスを判断してはいかがでしょうか。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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