なぜ、長期保有は利益を失う確率を上げるのか?

2020/08/29

 

ここに興味深い調査結果があります。それは、私たちが実施した約100名の個人投資家への調査結果です。「株式投資で最も難しいことは何ですか?」と質問したところ、最も割合が高かったのは「売り方(売るタイミング)」でした。

なぜ、私たち個人投資家は、売り方や売るタイミングが難しく感じるのでしょうか。そこで今回は「保有期間」に注目して、その理由を考えてみましょう。

 

長期保有のメリットは?


株式投資では、株を保有したその日から「いつ売るか?どう売るか?」を考えることになります。その日のうちに売るのか、それとも1ヶ月保有してから売るのか、1年保有してから売るのかなど、その方法は千差万別です。

そのような中、不思議なもので初心者ほど、特に理由なく長期保有になっている傾向が見られます。長期保有は、米国の著名投資家などが採用しているので、その影響なのでしょうか。もしくは、大きな株価上昇の波に乗れば、大きな利益を狙えるメリットがあるからでしょうか。

 

利益を失う確率を上げてしまう個人投資家の共通点


一方で、長期保有にはデメリットもあります。そのデメリットの代表が「下落リスク」です。

そもそも株価は、予期せぬタイミングで急落する可能性はいつでもあるものです。要因が明確なときもありますが、これといった悪材料がないのに急落することもあります。

それゆえ、長期保有は期間が長いほど、このようなリスクに遭遇する確率を上げます。反対に短期保有にすると、そのようなリスクに遭遇する確率を下げることにつながります。

これが利益を失う確率を上げてしまう個人投資家と、利益を失う確率を下げる個人投資家の違いでしょう。

 

なぜ、株を買う前から「売り」を決めるのか?


もちろん、長期保有が利益を失いやすいと言いたいわけではありません。お伝えしたいのは「売り方」「売るタイミング」を決めずに売買すると、長期保有ほどリスクが高まってしまうということです。

だから私は、まず「株を買う前から、どのような売り方(売りのタイミング)をするか」を決めています。保有期間も例えば数日間といったようにルールを決めています。

そして、株を買うタイミングは、株式市場の動向を見て、自分が設定した期間に株価が最も底値に近いであろうときに買い、その期間の中で最も天井に近いであろうときに売るようにしています。

そうすることで、長期保有に比べて急落に遭遇する確率を減らす損失を減らすように対策しています。また、長期保有に比べ、高い確率で利益確定を狙えるタイミングで売るので着実に利益を積み上げていく方法を取れるでしょう。

 

どうやって個人投資家の私が利益を上げられるようになったのか?


だから、私は株式投資やトレードを「株価の法則=株価の傾向」で考えるようにしています。私にとって、傾向を知らずにトレードすることは、怖くてできない行為です。あえて危険な末路に飛び込むことだと考えています。

「株価の法則=株価の傾向」で考えることが根本にある結果、リーマンショックがあった2008年からトレードで一度も退場する事なく、安定的に勝ち続けていくことができています。もし、「株価の法則=株価の傾向」で考えていなかったら、きっとこのような結果を残し続けることはできないでしょう。

 
このような「株価の法則」を知ることで、個人投資家が難しいと感じる「売り(損切り・利益確定)のタイミング」や「買いのタイミング」を具体的に知ることができます。もし、あなたも実際に有効な「売買のタイミング」を習得したいなら、こちらのeBook(電子書籍)『日本株再入門』を今すぐお読みください。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

 

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