日野自動車<7205>7/29第1四半期決算発表。6月上旬に850円をつけて以降、軟調に推移中…決算発表後下落が傾向が強い中、これから株価どうなる?

2020/07/30

 

7/29に第1四半期決算発表を迎えた日野自動車<7205>。コロナ・ショック時には年初来安値「472円(3/23)」をつけ、下落前の1000円台と比較すると大きな下落となりました。

その後の回復は、遅々として一進一退を繰り返していましたが、6/8に「850円」を付けて以降は、再び軟調に推移し、現在は700円前後まで下げています。

そのような中、第1四半期決算を迎えた同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?

 

日野自動車<7205>の第1四半期決算前後の株価動向は?


日野自動車は、2018年から長期的に下落トレンドに入っていましたが、19年後半にかけて盛り返し、トレンドが上昇へと転換したかに思えました。しかし、その後にコロナ・ショックを受け、年初来安値をつけるなど、低位での推移が続いていました。そのような経緯を経て現在は軟調に推移しいます。

では、決算を挟んだ1ヶ月間(7月中旬~8月中旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:日野自動車<7205>の第1四半期決算前後の株価動向
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が6回、下落傾向が14回見られます.この数字を見る限り、顕著に下落傾向があると考えられるでしょう。

なお、株価の変動幅に注目すると、上昇時は2009年のみ30%を超える上昇を見せているだけで、その他は10%より小さい下落に留まっています。反対に、下落時は10%付近の下落回数が14回中、7回と、約半分の確率で比較的大きく下落しています。

よって、このデータを見る限り、株価の変動は上昇時は小さく、下落時は大きいことが読み取れるでしょう。では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

日野自動車<7205>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:814円
下値目安:689円

※2020年7/17終値747円を基準に計算

これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約8.9%、下落幅は約7.7%と考えられます。よって、上値は「814円」、下値は「689円」が目標株価と考えられるでしょう。ただし、この上昇幅は、2009年の大きな上昇を踏まえたものなので、実際はもっと小さな上昇の可能性があります。

なお、もし上値の目安に到達しても、6/8につけた高値「856円」には届きません、また、下落の目安に到達した場合は、75日移動平均線付近に達します。そのときは、この75日線を下値の抵抗線として、横這いで推移する可能性があるでしょう。

以上の情報をふまえると、同社の株価は上昇よりも下落の可能性や、軟調に推移することが考えられます。よって、ここではムリに売買をせず、様子見するのも選択肢の一つかもしれません。ぜひ、このような情報をふまえて、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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