なぜ、テクニカル指標を使って売買しても損失が出てしまうのか?

2020/07/27

 

テクニカル指標…それは私たち個人投資家にとって「魔物」とも言うべき存在かもしれません。なぜなら、「このテクニカル指標を使えば、きっとトレードで勝てるだろう!」と思ってしまう個人投資家が少なくないからです。

特に、株式投資やトレードの初心者にとっては、最初に目に入ったトレード法や、テクニカル指標の印象が強いので、とにかく「これを今すぐ使って利益を上げたい!」と思うところでしょう。

そのトレード法やテクニカル指標が、「初心者の自分でもできそうだ!」というものであれば、なおさら、そのような気持ちになるのもムリはありません。

 

テクニカル指標は本当に有効か?


確かに、「テクニカル指標」は、私たち個人投資家にとって難しいとされる「売りどき」や「買いどき」が分かる魔法の道具のように見えますよね?

…残念、違います。実は、テクニカル指標は、私たち個人投資家が苦労する部分を魔法のように解決する道具ではないと、私は考えています。

なぜなら、現実を見ると、学んだテクニカル指標を使って利益を上げられると思いきや、残念なことに、全く反対に、損失を拡大する個人投資家が多く見られるからです。

もちろん、テクニカル指標は有効です。だから、代表的なテクニカル指標を習熟することは良いでしょう。私自身、頻繁に使用し、頼りにしているテクニカル指標は存在します。だから、テクニカル指標自体を否定するつもりは全くありません。むしろ、有効活用しています。

しかし、テクニカル指標は、包丁のように使い方を間違えると、大変危険なものになりかないということです。だからこそ「使い方」が重要だと、私は考えています。そこで、必要な視点が、

「テクニカル指標を使うことで、本当に有利なトレードになっているか?」

ということです。

 

テクニカル指標を使うときの注意点ー2つー


なぜ、そのようなことを言うかというと、実は、テクニカル指標の中には、その通りに売買しても、利益を狙える可能性が低いものがあるからです。これはデータ分析をすると、一目瞭然に理解できます。

だから、私はテクニカル指標を取り入れるときは、次のような点に注意しています。

「この方法でトレードをすれば、どのような傾向があるのか?」
「このトレードを無数にした場合、どのような結果が期待できるのか?」

このようなことを、データ分析で見ていきます。その結果「統計的に見て有効」だと判断してから、取り入れるようにしています。

そして、この視点が、株式投資やトレードで「上手くいっている人」と「上手くいっていない人」の違いでしょう。

 

上手くいかない人の共通点


上手くいっている人は、このように「本当に有効か」を調べてから取り入れるでしょう。反対に、上手くいかない人は、「あっ、これ良さそうだ!」と思ったら、本当に有効かどうかは考えず、取り入れるでしょう。

言い換えると、上手くいっている人は、使い方を覚えたテクニカル指標を、すぐに使うことよりも、「株価の法則=株価の傾向を重視」している傾向があります。

反対に、上手くいっていない人は、株価の傾向である「株価の法則」から見て利益を狙えるかよりも「覚えたテクニカル指標を使うことを重視」している傾向があります。

テクニカル指標は、有効なものもありますが、データ分析してみると「有効ではない」ものも存在します。だから、もし使いたいテクニカル指標が、偶然に有効なものであれば良いですが、有効なものでなければ、それは損失の拡大につながるでしょう。

 

どうやって個人投資家の私が利益を上げられるようになったのか?


だから、私は株式投資やトレードを「株価の法則=株価の傾向」で考えるようにしています。私にとって、傾向を知らずにトレードすることは、怖くてできない行為です。あえて危険な末路に飛び込むことだと考えています。

「株価の法則=株価の傾向」で考えることが根本にある結果、リーマンショックがあった2008年からトレードで一度も退場する事なく、安定的に勝ち続けていくことができています。もし、「株価の法則=株価の傾向」で考えていなかったら、きっとこのような結果を残し続けることはできないでしょう。

 
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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

 

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