弁護士ドットコム<6027>5/11本決算発表。この数年で急上昇銘柄。年初来高値を繰り返し更新し上昇中。本決算で株価どうなる?

2020/05/09

 

5/11に本決算発表を迎える弁護士ドットコム<6027>。2014年にマザーズ上場したばかりですが、2017年より大きく上昇を続けています。当時1,000円未満であった株価は、4/28には年初来高値「7,260円」まで上昇しました。このように勢いのあると思われる同社ですが、この勢いはまだ続くのでしょうか?それとも、ここから下落の可能性があるのでしょうか。そこでは、5/11に迎える本決算で、株価がどのように推移するデータ分析しました。

 

弁護士ドットコム<6027>の本決算前後の株価動向は?


同社の株価は、コロナ・ショック以前は5,000円から6,000円の間を推移していました。その後、2月に入り5,000円台を下抜けし、そのまま3/13に「3,035円」まで下げました。しかし、すぐに反発し、現在は下落前の水準を上回り、直近は年初来高値を更新しています。上場まもなく急成長を遂げている同社ですが、これまで本決算の前後で株価はどう変化してきたのでしょうか。

2015年から2019年という5年間の期間ですが、決算発表前後1ヶ月間(4月下旬~5月下旬)に、どのような傾向があるのかデータ分析しました。その結果がこちらです。

シナジスタ:弁護士ドットコム<6027>の本決算前後の株価推移(%)※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2015年2016年こそ小さく下げていますが、2017年の上昇が始まった年以降は、2017年25%以上、2018年10%以上、2019年約25%、と、毎年大きく変動していることが読み取れます。まだ、データが少ないので「このような傾向がある」と判断するのは、難しい状況ですが、過去5年間は、このように推移していることが分かりました。少なくとも、直近3年間は、本決算前後で、大きく株価が推移していることが読み取れます。

なお、このようなデータがあると、私たちのような分析をしない投資家は「今は勢いがある!」と直近の好調さに目を向け、安易に売買をしてしまうことも否めません。また、こういった状況では、そのような投資家の期待が大きいとも考えられます。それをふまえると、もし本決算が期待を下回る場合は、大きな下落があるとも考えられるでしょう。

 

弁護士ドットコム<6027>の目標株価は?


同社は、4/28に年初来高値を更新したばかりで、短期的な上昇トレンドを形成しています。コロナ・ショック後に急上昇したことで、一時的な過熱感を持ったまま、高値圏にあります。データが5年分ですので、あくまでも参考程度のものになりますが、どのような範囲で株価が推移するかの目標株価をデータ分析しました。

目標株価: 【6,315円~7,658円】
※2020年4/23終値6,420円を基準に計算しています

上昇トレンドの継続率で考えると、40%の確率で「7,657円」まで上昇する可能性があります。反対に60%の確率で「6,314円」まで下落する可能性があるでしょう。もちろん、これは5年分のみのデータ分析の結果ですので、この範囲を越えて変動する可能性もあります。繰り返しになりますが、同社は上場期間が短いことで、まだデータの信憑性が低い段階です。よって、これはあくまでも目安と捉え、実際には、この範囲を超えることも想定するのが良いでしょう。

もしくは、データが少ないことで「傾向がつかめない」ので、投資の対象から外すという選択肢も考えられます。この選択は、私たちのようにデータ分析をしていないと、なかなかできない判断かもしれません。ただし、このようなデータ分析ができれば「不確定要素が高いのでリスクを犯さない」という判断ができるでしょう。

そして、これがまさに戦略的な投資になり、あなたに着実な利益を狙うことにつなげながら、損失をできだけ抑えるような投資行動につながるのではないでしょうか。ぜひ、あなたもこのようなデータ分析の方法を、私が書いたレポート「日本株5つの法則」を読んで手に入れてください。

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。

 

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