マーケットに振り回されないコツ

こんにちは、石田です。

 

今日は「マーケットに振り回されないコツ」というお話です。

皆さんもニュース等で目にされているかと思います。

「金価格が高騰」していますね。

昔から「有事の金」といわれ、戦争などが起こると投資家の資金は「貴金属の金に流れ込む傾向」にあります。

 

通常、金に限らずどのマーケットでもニュースなどで「高い」と報じられ始めると、そこが「最高値」となり、ニュースを見て慌てて買い始めた投資家は「買ったとたんに下落して高値掴み」となり、勝ち組投資家の餌食となります。

しかし金にしても原油にしてもニュースで高いと報じられ始めてからも「さらにどんどん上昇する」という状況になっていて、、、

「ニュースで高いといわれた後に買ってもさらに上昇するのでまだ儲かる」という事もあります。

こうなってくると「やっぱり今買っておかないと上昇に乗り遅れて儲け損なうのでは?」と感じるかもしれません。

下がるまで待つのか?それとも今の上昇に飛び乗り更なる上昇を狙うのか?

「いったいどうすればいいの?」ってなりますよね。

 

実はこれ、「決め次第」なのです。

つまり、自分の投資(トレード)ルールとして「常に上昇に飛び乗る!」と決めればそれですし、「常に下がるまでは買わない!」と決めればそれなのです。

先程「買ったとたんに下落して高値掴みとなる」と書きましたが、逆に「押し目待ちに押し目無し」という相場格言があるように「さすがにもう下がるだろうと思っていても止まらずにどんどん上昇し続ける」こともあります。

ルールの「決め」を作らずにその場その場の判断で買ってみたり待ってみたりするとだいたいは「後手後手」となり、待ってみたら上昇し、勝ってみたら下落して不確実なマーケットに振り回されてしまうのです。

待とうが買おうが、ともに「良い場面があれば悪い場面もある」ので、同じスタンスでやり続けることで「平準化が働くのを利用する」ようにします。

なので自分の投資(トレード)ルールには「揺るがない決めを作る」事が大切なんですね。

 

ちなみに私は「待つ派」です。

理由はルールを作る場面で31年間の相場歴を振り返ってみると

・止まらずに上昇し続ける相場

・上昇してその後押し目を作る相場

とを比較したときに後者の方が圧倒的に分母が多いからです。

例えば今高騰中の「金」ですが、過去の相場を振り返ると先物価格で「最高値からおよそ1000円くらいの押し目」を繰り返してここまでの価格になっています。

であれば、今後そうなるかどうかは別としてルールを作る場面では「テクニカルやファンダがどんな好条件を示そうが」「最高値から1000円押すまでは絶対に買わない」というルールにします。

基本的には柔軟に対応するので今後の相場で「上昇し始めたら止まらずに上昇し続ける割合が圧倒的に増えた」となれば、考えは変わると思います。

マーケットで振り回されてストレスを抱える場面が多い方は今日の内容に役立つ部分があるかと思います。

自分の投資スタイルと照らし合わせて考えてみてくださいね。

 

それではまた!

 


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アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社
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