30年前のゼンリンの地図
こんにちは、石田です。
先週末も日中は20度くらいの気温だったので、
これはいいタイミングだと思い、事務所の倉庫を少し片付けました。
そこであるものを発見したのですが・・・。
コラムのタイトルにもなっている
「30年前のゼンリンの地図」
です。
営業、外回り、配達のお仕事をされている方ならお分かりいただけると思いますが、
仕事に欠かせないとても重要なツールです。
いや・・・。
現在はグーグルマップやその他のWEBMAP、安価なナビゲーションなど
いきたいところを直ぐに見つけることが出来るものがありますので
正確には「ツールだった。」過去形かもしれません。
当時私はこの地図が必要な仕事をしていました。
地図には個人の名前が記されていますので引越しなどに伴う変更や、
区画整理などによる地名、町名の変更などで内容が大幅に変わるので
「毎年発売される新しいものに買い換える必要があった」
のです。
久しぶりにこの30年前の地図を発見し、
パラパラとめくっていてあることに気が付きました。
「トレードのルールもゼンリン地図のようなものである」
と。
システムトレードに用いるトレードルールも裁量トレードに用いるルールも
「常に進化するマーケット」
によって、機能する期間と機能しない期間が繰り返されたり、
一度ドローすると二度と使えなくなったりするものがあります。
地図をめくっていくと、30年前と現在は全く違う町名や地形が沢山ある事を発見しました。
つまり、今この地域に配達しようと思えば
「現在の状況に更新された新しい地図が必要だ!」
ということになります。
が、しかし・・・。
さらに地図を見ていくと・・・。
「30年前と現在が地形も町名も全く変わらない場所がある」
ことに気が付きます。
そう、この地域には
「30年前の地図で配達することが出来る」
のです。
つまり、30年前の地図には
「当時は使えていたが、既に使えなくなってしまったものと、
今でもまだそのまま使えるものが混在している」
わけです。
「何を言ってるの???」
と思うかもしれませんが・・・
これはトレーダーがマーケットで生き残るためにとても重要な部分と同じ部分を表しています。
トレードルールにも
○直近のマーケットで機能するもの
と
○長期に渡ってマーケットで機能するもの
があります。
直近のマーケットで機能するものの特徴は
「比較的短期間で高収益を望めるが一度ドローすると2度と機能しなくなるものが多い」
です。
このルールを用いる場合は「ルールの交換ルール」を明確にして入れ替えながら使用する必要がありますが、
ルールを交換するには過去のデータだけではない「視覚的な裁量余地」があるのでまた別の機会にでもお話します。
話を元に戻しますが、
後者の長期にわたってマーケットで機能するものには、
逆に
「短期間で高収益は望めず、
ドローダウン期間が長くなるものも多いが「継続する!」ことでドローが回復し、
また機能する時期が来る」
という特徴があります。
短期間で使えなくなるものと、長期的に使えるもの。
ゼンリン地図と同じです。
ポートフォリオなのか、単一ルールなのか等、トレードスタイルによっても有利不利がありますので、
どちらのトレードルールのタイプが勝るというものではありません。
大切なことはどちらを選ぶにしても
「自分のライフスタイルを見極めて継続できるものを選択し、
リスクを明確にしてマーケットで生き残ることを最優先して粛々とトレードする」
ことです。
最後になぞかけ的な話をひとつ。
私もそうでしたが、ゼンリンの地図を使っている方ならわかると思いますが、
買った地図は年数がたっても捨てなかったり、
更新された新しいものには買い換えずに数年は継続して使ったりします。
つまり古くなっても
「過去の経験があれば応用が利き、少々内容が変更されていても、その後も数年は役に立つ」
というわけです。(「過去」の部分をパターンの記憶に置き換えてみても良いかもしれません)
感じ取っていただけたでしょうか。
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