30年前のゼンリンの地図

2022/04/05

こんにちは、石田です。

先週末も日中は20度くらいの気温だったので、
これはいいタイミングだと思い、事務所の倉庫を少し片付けました。

そこであるものを発見したのですが・・・。

コラムのタイトルにもなっている

「30年前のゼンリンの地図」

です。

営業、外回り、配達のお仕事をされている方ならお分かりいただけると思いますが、
仕事に欠かせないとても重要なツールです。

いや・・・。

現在はグーグルマップやその他のWEBMAP、安価なナビゲーションなど
いきたいところを直ぐに見つけることが出来るものがありますので
正確には「ツールだった。」過去形かもしれません。

当時私はこの地図が必要な仕事をしていました。

地図には個人の名前が記されていますので引越しなどに伴う変更や、
区画整理などによる地名、町名の変更などで内容が大幅に変わるので

「毎年発売される新しいものに買い換える必要があった」

のです。

久しぶりにこの30年前の地図を発見し、
パラパラとめくっていてあることに気が付きました。

「トレードのルールもゼンリン地図のようなものである」

と。

システムトレードに用いるトレードルールも裁量トレードに用いるルールも

「常に進化するマーケット」

によって、機能する期間と機能しない期間が繰り返されたり、
一度ドローすると二度と使えなくなったりするものがあります。

地図をめくっていくと、30年前と現在は全く違う町名や地形が沢山ある事を発見しました。

つまり、今この地域に配達しようと思えば

「現在の状況に更新された新しい地図が必要だ!」

ということになります。

が、しかし・・・。

さらに地図を見ていくと・・・。

「30年前と現在が地形も町名も全く変わらない場所がある」

ことに気が付きます。

そう、この地域には

「30年前の地図で配達することが出来る」

のです。

つまり、30年前の地図には

「当時は使えていたが、既に使えなくなってしまったものと、
 今でもまだそのまま使えるものが混在している」

わけです。

「何を言ってるの???」

と思うかもしれませんが・・・

これはトレーダーがマーケットで生き残るためにとても重要な部分と同じ部分を表しています。

トレードルールにも

○直近のマーケットで機能するもの

○長期に渡ってマーケットで機能するもの

があります。

直近のマーケットで機能するものの特徴は

「比較的短期間で高収益を望めるが一度ドローすると2度と機能しなくなるものが多い」

です。

このルールを用いる場合は「ルールの交換ルール」を明確にして入れ替えながら使用する必要がありますが、
ルールを交換するには過去のデータだけではない「視覚的な裁量余地」があるのでまた別の機会にでもお話します。

話を元に戻しますが、

後者の長期にわたってマーケットで機能するものには、

逆に

「短期間で高収益は望めず、
 ドローダウン期間が長くなるものも多いが「継続する!」ことでドローが回復し、
 また機能する時期が来る」

という特徴があります。

短期間で使えなくなるものと、長期的に使えるもの。
ゼンリン地図と同じです。

ポートフォリオなのか、単一ルールなのか等、トレードスタイルによっても有利不利がありますので、
どちらのトレードルールのタイプが勝るというものではありません。

大切なことはどちらを選ぶにしても

「自分のライフスタイルを見極めて継続できるものを選択し、
 リスクを明確にしてマーケットで生き残ることを最優先して粛々とトレードする」

ことです。

最後になぞかけ的な話をひとつ。

私もそうでしたが、ゼンリンの地図を使っている方ならわかると思いますが、
買った地図は年数がたっても捨てなかったり、
更新された新しいものには買い換えずに数年は継続して使ったりします。

つまり古くなっても

「過去の経験があれば応用が利き、少々内容が変更されていても、その後も数年は役に立つ」

というわけです。(「過去」の部分をパターンの記憶に置き換えてみても良いかもしれません)

感じ取っていただけたでしょうか。

それではまた!


実は、「買いサインが表示されたら株を買うだけ」そんな投資法があります。

その投資法は、株価が下落しても気にせず、損切りせずに毎年20%の利益を狙っています。しかも、難しいことなど一切していません。

もちろん、年利20%というのは目指す数字であり、年利20%が絶対ではありません。当然ながら相場状況によって利回りは変動しますので。

そうは言っても、私自身の経験上、年利20%を毎年目指していけます。

では、一体どうやって損切りをせずに年利20%を目指すというのか?
ただ、ナンピンのように買い下がっているだけじゃないのか?
そのサインとやらは一体なんなのか?

今、あなたの頭には、色々と疑問が浮かんでいると思います。その疑問に答えているインタビュー映像があります。

以下のバナーをクリックして「損切りせずに年利20%を目指す方法」を確認してください。

 

アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社
石田信一「1日10分の投資術」   アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社
安定して勝ち続けるために必要な相場・トレードの本質を解説します。「トレードで勝ち続けるための原則」「資産運用主体の自由な人生の送り方」「複数の収入源構築方法」など公開していきます。
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本情報に基づいて行われる判断について、アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社は一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社に帰属します。本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。

このページのトップへ