結果を変える投資手法分析

こんにちは、石田です。

さて、8月に入りましたので、2021年も残すところあと5か月です。

お仕事についてはもちろんですが、プライベートなどでも今年中にやり遂げておきたいこともあるでしょう。

ラストスパートというには少し早いですが、そろそろエンジンをかけないと「物理的に時間が足りない」ということも出てきますので、しっかりと計画を立てて進めてください。

それと・・・。

普段から投資やトレードに取り組んでいて、今年も今のところ思ったような成果が出せていない方は、「年内には何とかしたい」と考えていると思います。

今日はそのような方に取り組んでいただきたい「結果を変える投資手法分析」についてお話しします。

このタイミングなので念のため断っておきますが、「年内にこれまで負けている損失分を取り戻す方法」とか、そういう話ではありません。

損失額が少なければ可能かもしれませんが、ある程度損失が積みあがっているのなら

「マーケットの仕組み上、残り5か月で全ての損失を取り戻すことは物理的に不可能」です。

そうではなく、2021年内に投資やトレードの態勢を整えておき、「その後、勝ち組に転向していくためにやるべきこと」です。

「結果を変える投資手法分析」とは、簡単に言うと、「普段自分が行っている(使っている)手法の性質&特性を見極めること」です。

なぜこのような作業が必要なのかというと、「常に利益を上げ続ける万能な手法」というものは世の中に存在せず、、、「投資やトレードの手法を使って利益を上げる行為」とは「その手法が利益を生み出すことが可能なマーケットパターンとなった場面に限り、その手法をあてがう行為」だからです。

つまり、普段自分が使っている「手法」が「どのようなマーケットパターンで使うと利益を生み出し、どのようなマーケットパターンで使うと損失を被るのか?」を正しく理解しておく(知っておく)必要があり、それを理解しておかないと、「利益を生み出すマーケットパターンでその手法をあてがうことができない」のです。

このような話をすると、とても難しいことをやる必要があると感じるかもしれませんが、そんなことはなく、とても簡単です。

STEP1:結果の整理

取引会社の取引画面から自分の「取引履歴」を準備して、過去の結果の中から「普段使っている手法で取引した結果のみを拾い上げる」ようにします。

なぜこのような工程が必要なのかというと、「結果が出ていない投資家(トレーダー)ほど、手法が定まっていないから」です。

結果が出ていないと同じ手法を使い続けることができず、、目先の取引で負けが続くと、これまでトレンドフォローだったものが急に逆張りを始めたり、様々な手法の結果が混在している状態になります。

全ての結果が普段自分の使っている手法で行った取引結果であれば問題ありませんが、そうでない場合は「メインで使う手法で行った結果のみを拾い上げる」ようにします。

STEP2:新規取引日のマーケットパターンの特徴をチェックする

その取引結果が「エントリーした日(新規取引日)」のエントリーした場面でマーケットがどのような動きをしていたのか?

「普段使っている時間足基準でチェック」します。

例えば7月21日の11:30にエントリーしたポジションの取引結果があったとしましょう。

そして普段Aという手法を使って1時間足で投資(トレード)しているとします。

であれば、そのエントリーした場面(その時間前後)にマーケットがどのような動きをしていたか「7月21日の11時30分ごろの1時間足をチェックする」ということです。

上方向へトレンドが発生していたのか、それとも下なのか?マーケットに勢いはある(角度が急)のか、無いのか?大きな持ち合いレンジ内での動きなのか?等々チェックします。

STEP3:チェック結果を分析する

自分が普段使っている手法で「マーケットがどのような動きをしているときにエントリーしてどのような結果が出たのか?」そのチェック結果を複数見ていくと自分が普段使っている投資(トレード)手法の性質や特性が見えて来ます。

つまり、自分が普段使っている手法をどのような場面で使うと利益を生み出し、どのような場面で使うと損失を生み出すのか?この違いをもたらす違いに気づくことが自分の手法の性質や特性を理解したことになります。

ここまでの3つのSTEPを行うことが「結果を変える投資手法分析」となります。

あなたがこれまで投資やトレードで思うような結果が得られていなかったのは、「自分の手法を使っても利益が上がらないマーケットパターンの時にその手法をあてがうから」です。

ざっくりでもよいので、自分の手法が不得意な場面で手を出す(エントリーする)ことを避けるようにするだけで「確実に結果が変わる」事をお約束しておきます。

あと5か月あるので、この間に2022年の投資(トレード)に向けてしっかりと準備を進めてください。

 


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