時間軸の選択と追随エントリーのタイミング

こんにちは、石田です。

さて、トレードの学習に対してそれなりに費用をかけ、真面目に取り組んでいるように見えてもなかなか成果が出ない方を時々見かけます。

理由はいくつかあるのですが、今日はその中からあまり語られることのない重要なポイントについてお話ししておきたいと思います。

「こういうことをやってはダメです!」ということはやらないようにしているのに成果が上がらない。

という場合はおそらくこの重要なポイントが原因と思われます。

その重要なポイントとはズバリ、「時間軸の選択と追随エントリーのタイミング」です。

たぶんこれだけ聞いても意味が分からないでしょうから解説を加えます。

まず「時間軸の選択」についてですが・・・。

これは「どの時間足サイズを使ってトレードするのか?」に加えて「どの時間帯にどの程度トレードに時間を使えるのか?」という話です。

多くのトレード教材著者は「専業トレーダーである」ということを意識してください。

あなたがすでに「専業」であれば時間軸の第一条件はクリアしていますが、「お勤め(兼業)」しているようであればすでにここで教材著者との条件が違います。

また、仮に時間に余裕があったとしても教材著者がトレードや分析に時間を使っている、同じ時間帯に時間を使えるのかどうか?

仮に時間に余裕があっても環境面からくる時間軸問題(独身なのか、家族やパートナーに時間をコントロールされていないか)もポイントになります。

株であれば「寄付」や「引け」のタイミングであったり、為替であれば「欧州への切り替わり」のタイミングであったり、、、

もちろん「手法」にもよりますが、自分が学習している教材の著者が「利益を上げるために重要と位置付けている時間帯にトレードしたり分析できているか?」がポイントになるということです。

教材の著者と条件が異なるようであれば「自分のライフスタイルでも著者と同じような成果が得られるようにトレード手法を自分スタイルにカスタマイズしなければならないのは必然」なのです。

時間足のサイズとか、トレードの分析タイミング、それらに割く時間。

ここに取り組まなければ理由がわからないままに「なぜ自分は成果が上がらないのだろう?」というストレスがきっかけとなってトレードスタイル全般が崩れてしまいます。

「追随エントリーのタイミング」についても解説しておきます。

トレードは勝って「利益」を得て、負けて「損失」を吐き出した結果、最終的に手元に利益が残ります。

つまり、「勝ちトレードと負けトレードの実行はセットである」ということです。

教材著者は「勝ちと負けをセットで実行できている」ということであり、これは「負ける場面も勝つ場面も必要な場面で必ずエントリーしている」ということを意味しています。

紙面の都合上、詳細は割愛しますが、「負ける場面と勝てる場面には流れがあり、その時間軸の流れは繋がっている」と解釈してください。

教材で示されたポイントでエントリーして「損切」し、「そのまま別の事(食事・風呂・外出)」をし始め、その次に訪れた「勝てるポイントでのエントリー」を逃す。

これは「勝ちと負けがセットで実行できていない典型的なパターン」です。

これも先ほどと同じように教材の著者と条件が異なるようであれば「自分のライフスタイルでも著者と同じような成果が得られるようにトレード手法を自分スタイルにカスタマイズしなければならないのは必然」ということです。

トレードで思うような成果が出ない場合は参考にしてみてください。

 


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