シキボウ(3109)の通期決算は、売上高は社会経済活動の正常化による市況回復に伴い、増収。営業利益は製造コスト上昇は継続するも価格改定効果が徐々に表れ増益
2024/06/14
<決算中継>
説明会開催日:2024年5月31日
代表取締役 社長執行役員 尻家 正博氏
代表取締役 社長執行役員 尻家 正博氏
◎決算概要
・売上は前期比2.1%増の386.8億円、営業利益は17.3%増の14.2億円
・売上高は社会経済活動の正常化による市況回復に伴い、増収
・営業利益は製造コスト上昇は継続するも価格改定効果が徐々に表れ増益
▽繊維セグメント(売上は前期比0.2%減の198.9億円、営業損失は2.7億円)
<原糸販売>
・国内産地の需要低迷と中国・欧米市場の市況落ち込みにより、苦戦
<輸出衣料>
・中東民族衣装用生地販売は、中東市場の好況に円安も重なり好調に推移
<ユニフォーム>
・増収となり、価格改定が進むも原材料等の価格高騰と円安の影響により、苦戦
<ニット製品>
・市況の回復に加え、価格改定が進み、好調に推移
<生活資材>
・リビング分野は顧客の在庫調整により市況振るわず低調に推移
・リネン資材分野は病院・介護施設向けの受注により堅調に推移
・メディカル分野では、「フルテクト®マスク」の需要減少により苦戦
▽産業材セグメント(売上は前期比6.9%増の135.0億円、営業利益は6.8%増の5.5億円)
<産業資材部門>
ドライヤーカンバス:
・国内向けカンバスの販売量減少も、価格改定と設備改造用カンバス需要、堅調なコルゲーターベルト販売により、売上高は前期並み
フィルタークロス:
・顧客からの受注・納品サイクルの端境期等により、減収
・空気清浄機分野は順調に推移するも、本年度は大口の単発受注がなく減収
<機能材料部門>
化成品:
・中国向け化学品需要は、顧客の在庫調整の影響で低調
・食品増粘安定剤は好調に推移し大幅な増収
・化成品事業は製造コスト上昇の影響を受ける
複合材料:
・航空宇宙向け部材の需要がコロナ禍前に近い水準で増収
▽不動産・サービスセグメント(売上は前期比0.8%減の58.9億円、営業利益は1.3%減の19.7億円)
不動産賃貸:
・順調に推移
リネンサプライ:
・エネルギー価格および人件費高騰の影響を受けるもインバウンド需要により、取引先ホテルの稼働率向上を受け、増収
・売上は前期比2.1%増の386.8億円、営業利益は17.3%増の14.2億円
・売上高は社会経済活動の正常化による市況回復に伴い、増収
・営業利益は製造コスト上昇は継続するも価格改定効果が徐々に表れ増益
▽繊維セグメント(売上は前期比0.2%減の198.9億円、営業損失は2.7億円)
<原糸販売>
・国内産地の需要低迷と中国・欧米市場の市況落ち込みにより、苦戦
<輸出衣料>
・中東民族衣装用生地販売は、中東市場の好況に円安も重なり好調に推移
<ユニフォーム>
・増収となり、価格改定が進むも原材料等の価格高騰と円安の影響により、苦戦
<ニット製品>
・市況の回復に加え、価格改定が進み、好調に推移
<生活資材>
・リビング分野は顧客の在庫調整により市況振るわず低調に推移
・リネン資材分野は病院・介護施設向けの受注により堅調に推移
・メディカル分野では、「フルテクト®マスク」の需要減少により苦戦
▽産業材セグメント(売上は前期比6.9%増の135.0億円、営業利益は6.8%増の5.5億円)
<産業資材部門>
ドライヤーカンバス:
・国内向けカンバスの販売量減少も、価格改定と設備改造用カンバス需要、堅調なコルゲーターベルト販売により、売上高は前期並み
フィルタークロス:
・顧客からの受注・納品サイクルの端境期等により、減収
・空気清浄機分野は順調に推移するも、本年度は大口の単発受注がなく減収
<機能材料部門>
化成品:
・中国向け化学品需要は、顧客の在庫調整の影響で低調
・食品増粘安定剤は好調に推移し大幅な増収
・化成品事業は製造コスト上昇の影響を受ける
複合材料:
・航空宇宙向け部材の需要がコロナ禍前に近い水準で増収
▽不動産・サービスセグメント(売上は前期比0.8%減の58.9億円、営業利益は1.3%減の19.7億円)
不動産賃貸:
・順調に推移
リネンサプライ:
・エネルギー価格および人件費高騰の影響を受けるもインバウンド需要により、取引先ホテルの稼働率向上を受け、増収
◎2025年3月期業績予想および配当予想
・売上は407億円、営業利益は16億円を予想
・1株当たり配当金は50円を予想
・今期より中間配当の実施を予定
・売上は407億円、営業利益は16億円を予想
・1株当たり配当金は50円を予想
・今期より中間配当の実施を予定
◎新中期経営計画 「ACTION22-24」の進捗状況
▽基本方針
①経営基盤の強化
<化成品事業>
・新工場建設2025年1月完成予定
・ブレンド生産能力の増強
・ブレンド製品の品質向上
・取扱い品目の拡大
<リネンサプライ事業>
・シキボウリネン株式会社岩出第一事業所工場増築
・インバウンド需要の増加に対応
・大阪・関西万博を視野に事業拡大
・株式会社アンリアレイジ様との業務提携強化
・ユニチカトレーディング株式会社様との連携深耕
・グローバルネットワークの連携強化による海外市場の開拓
・株式会社シキボウサービス保険代理店事業譲渡
②次の革新的成長に向けた取組
・様々な分野の省エネルギー化に貢献
③サステナビリティ経営への取組み
・TCFD提言に応じた取組みと開示を進める
・環境省「プラスチックスマート」に参画
・フェアトレードコットン普及推進
・回収した古着をリサイクル 彩生
・女性の心と体の課題を解決するテクノロジー → フェムテックの取組み
▽基本方針
①経営基盤の強化
<化成品事業>
・新工場建設2025年1月完成予定
・ブレンド生産能力の増強
・ブレンド製品の品質向上
・取扱い品目の拡大
<リネンサプライ事業>
・シキボウリネン株式会社岩出第一事業所工場増築
・インバウンド需要の増加に対応
・大阪・関西万博を視野に事業拡大
・株式会社アンリアレイジ様との業務提携強化
・ユニチカトレーディング株式会社様との連携深耕
・グローバルネットワークの連携強化による海外市場の開拓
・株式会社シキボウサービス保険代理店事業譲渡
②次の革新的成長に向けた取組
・様々な分野の省エネルギー化に貢献
③サステナビリティ経営への取組み
・TCFD提言に応じた取組みと開示を進める
・環境省「プラスチックスマート」に参画
・フェアトレードコットン普及推進
・回収した古着をリサイクル 彩生
・女性の心と体の課題を解決するテクノロジー → フェムテックの取組み
◎2025年3月期 連結業績予想
・売上は中計比3.1%減の407億円、営業利益は36.0%減の16億円を予想
・売上は中計比3.1%減の407億円、営業利益は36.0%減の16億円を予想
決算中継「社長のビジョン」 株式会社i‐Cue(アイキュー)
上場会社が投資家向けに実施する会社説明会。ほとんどの会社では、トップの社長から、直接成長ストーリーや将来ビジョンについての説明を聞くことができます。個人投資家にとって、投資判断を左右する情報を読み取れる欠かせない機会となっています。
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免責事項
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。
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