ファーストアカウンティング（5588）経理AIエージェント

2025年8月14日、経理特化型AIで実現する業務改革を推進しているファーストアカウンティングは、2025年12月期第2四半期（中間期）の実績を発表している。既存顧客を中心として、自社開発の「Deep Dean」を基盤とする経理AIエージェント（経理に関連した特定の目的やタスクを自律的に遂行するソフトウェアエージェント）の利用が始まっていることが明らかになっている。即ち、「経理シンギュラリティ」に関連した製品やサービスの提供が本格的に立ち上がりつつあることが示唆されていると考えられよう。現状に至る経緯において、「Deep Dean」は公認会計士試験並びにUS CPAの合格ラインを超えるに至っている一方、同社においては新たに経理AIエージェントを導入するためのコンサルティングに対する需要が拡大し続けている。更には、重要な販売提携先として位置づけられているNTTデータ・ウィズの「InspectData」にRobota（同社の主要製品の総称）が採用されたことも注目点として挙げられている。同社によれば、これをもって同社の製品やサービスの提供に伴う売上高を、従来以上に及んでより効率的に拡大していける方向性がでてきたとのことである。

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