エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート(3850 東証マザーズ)
2012/12/20
今期第2四半期決算は会社予想未達。当センターは今期予想を下方修正するも、14%増収、26%営業増益へ。中期好業績見通し背景に増配続こう。
業種:情報・通信業
アナリスト:松尾 十作
◆ 今3月期第2四半期決算は会社予想未達
・独自に企画・開発した「intra-mart」を創業来販売。販売は特約店パートナーが主力。
・今2013年3月期連結第2四半期決算は、最終利益を除き期初予想を下回る。主に大型システム開発案件の受注後倒しで当該事業売上高が前年同期比約4割減となったため。他方、採算の良いパッケージ事業売上高が同約2割増と伸長し、売上高営業利益率は8.9%と前年同期より 2%ポイント改善した。
◆ 当センターは今3月期予想をやや下方修正
・今3月期連結業績予想だが、会社予想は期初予想を修正せず。当センター予想は、第2四半期決算の落ち込みを全てカバーできないと判断し、やや下方修正したが、14%増収、26%営業増益と好調見込み。1株配当予想は会社予想並み1,100円、前期比200円増配を当センターも予想した。
ホリスティック企業レポート 一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。