市川レポート 経済・相場のここに注目
「リスクオフの円高」と「ドル需要のドル高」 2月最終週以降、世界的な株安を背景にリスクオフの円買いが進行、ドル円は一時、101円台に。 ただ3月10日以降は一転ドル高・円安に、投資 … [ 記事全文 ]
過去のFRB流動性支援制度~今後に備えた総点検 FRBは金融危機当時、金融機関の流動性支援制度としてTAF、TSLF、PDCFを順次導入した。 リーマン破綻後はAMLF、CPFF、 … [ 記事全文 ]
株安を止める方法(その2)~政府の役割が極めて重要 ウイルスに起因する市場の混乱は政府の役割が重要、まずは感染拡大の防止策が最優先事項。 同時に家計や企業に的を絞った財政政策が必要 … [ 記事全文 ]
株安を止める方法(その1)~リーマン・ショックとの比較で分かること 証券化商品暴落で2008年にリーマンが破綻、金融機関は巨額の損失を被り、金融危機が発生。 リーマン・ショックの株 … [ 記事全文 ]
FRBの1%緊急利下げと金融市場の反応 FRBは15日に臨時のFOMCで1%の利下げを決定し、ゼロ金利政策と量的緩和の導入を発表。 窓口貸出の金利引き下げや、預金準備率のゼロ%設定 … [ 記事全文 ]
日本の経済対策と日銀金融政策に関する考察 政府の緊急対応策第2弾では、防疫対策の強化と、家計や中小企業の救済に重点が置かれた。 日銀は現行の政策を維持し、国債やETFの柔軟な買い増 … [ 記事全文 ]
米経済対策とFRBの金融政策に関する考察 米国の経済対策は給与税減税などを含む見通しだが、3月10日時点で詳細の説明は行われず。 来週のFOMCで0.5%の利下げを予想、市場の動揺 … [ 記事全文 ]
日本株が織り込むリスクシナリオを検証する 株式市場は2月の最終週以降、早々に楽観シナリオを修正し、パンデミックを織り込んだとみられる。 日経平均のPBRはすでに1倍割れに、リセッシ … [ 記事全文 ]
もうはまだなり、まだはもうなり 「もうはまだなり、まだはもうなり」という相場の格言があるが、相場の底の見極めは常に困難なもの。 ポートフォリオ戦略では、相場が底か、底でないかにかか … [ 記事全文 ]
スーパーチューズデーの結果と米大統領選の行方 今回は、中道派のバイデン氏とブルームバーグ氏、リベラル派のサンダース氏の争いに注目が集まる。 劣勢予想だったバイデン氏は、10州で勝利 … [ 記事全文 ]
FRBの緊急利下げと市場への影響を考える FRBは3日に緊急利下げを決定し、G7財務相・中銀総裁も、緊急電話会議で共同声明を発表。 ただ緩和的な金融・財政政策は感染拡大を直接抑制で … [ 記事全文 ]
日経平均株価~過去の下落局面と反転理由を振り返る 日経平均はコロナ・ショックで急落したが、過去同じような大幅下落を何度も繰り返し経験している。 ただいずれの局面でも各国当局が協調な … [ 記事全文 ]
コロナ・ショック~今回の株安をどう考えるか 想定を上回る新型肺炎の感染拡大速度で、株式相場はパンデミック・リスクを織り込み総崩れに。 リスク・パリティ戦略が関係していれば、今回の株 … [ 記事全文 ]
米国内の感染拡大を警戒し米株は調整局面入り 新型肺炎の感染は米国でも拡大しつつあり、ダウ平均など主要3指数はそろって調整局面入りへ。 株式相場はすでにパンデミックを意識、感染者数の … [ 記事全文 ]
日経平均株価の長期上昇トレンドとPBR1倍水準 日経平均は、2012年からの上昇トレンドのなかで、チャイナ・ショックや米中対立などをこなしてきた。 2月末に21,250円、3月末に … [ 記事全文 ]
改めて考える日経平均株価の下値目途 新型肺炎の世界的な感染拡大と、米国経済への懸念から、主要国では株価指数が大きく下落。 日経平均が200日線の22,200円を割り込めば、昨年10 … [ 記事全文 ]
ドル円は111円台を回復~今後の方向性を考える ドル円は111円台を回復、リスクオンにおける円売り・ドル売りの関係が崩れ、円全面安の展開に。 ただアジア通貨などは対米ドルでまちまち … [ 記事全文 ]
米アップルと東証リート指数 アップルは1-3月期の売上目標の未達を示唆、市場は改めて新型肺炎による業績下振れを懸念。 ただ、そもそも新型肺炎は、企業の技術革新や高付加価値製品への需 … [ 記事全文 ]
個人投資家向けポートフォリオの構築方法 適切なポートフォリオを構築することで、不透明感の強い相場環境でも、落ち着いた行動が可能に。 手順は目標リターン、リスク許容度、投資期間などを … [ 記事全文 ]
日本株を見通す上での要点整理 企業決算は、今年度の業績の厳しさを印象付ける内容、業績面からは積極的に買いにくい状況。 ただ、新型肺炎で各国が利下げを実施、一段と緩和的になった金融環 … [ 記事全文 ]
当社チーフマーケットストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)で為替トレーディング業務、市場調査業務に従事した後、米系銀行で個人投資家向けに株式・債券・為替などの市場動向とグローバル経済の調査・情報発信を担当。 現在は、日米欧や新興国などの経済および金融市場の分析に携わり情報発信を行う。 著書に「為替相場の分析手法」(東洋経済新報社、2012/09)など。 CFA協会認定証券アナリスト、国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。