今週の注目レポート (1月11日)
【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
●パーク24(4666)【 2+→2+】
「19/10期計画は特殊要因を除けば確り増益を見込む評価できる内容」
18/10期の営業利益は前期比9.9%増の225億円となった。のれん償却から駐車場事業海外が赤字も、駐車場事業国内の規模拡大やモビリティ事業伸長により増益。なお、モビリティ事業は会員数100万人突破や法人会員の利用増などによるカーシェリングの収益向上により大幅増益となった19/10期は18/10期比0.3%営業増益を計画。本社移転や東京2020関連費用などの特殊要因が重なるため営業微増益に止まる見通し。ただし、特殊要因を除くベースでの比較では2桁営業増益を想定。
予想ROE:13.6% PBR:4.3倍、来期予想PER:29.5倍、来期予想EPS成長率:5%
株価(1/11終値):2,614円 Fモデルによる理論株価:1,033円(1月11日by高田悟)
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。