今週の注目レポート (9月22日)
【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
●パーク24(4666)【 2+→2+】
「全事業が回復基調、22/10期計画を上方修正」
22/10期3Q累計(11-7月)決算では、売上はまだコロナ禍前に戻らぬが、事業の筋肉質化(厳選開発と解約による不採算駐車場比率の縮小、モビリティ事業では各施策によるタイムズカーの台・月当たり利用料の増加等)により、中核の駐車場事業国内とモビリティ事業の事業利益がコロナ禍前の水準を上回ったこと、全事業が回復基調となり通期計画を上方修正したこと、などが評価できる好決算となった。23/10期もコロナ影響緩和と各事業での稼働回復継続とコロナ禍で強化された体質維持とが相俟って業績回復基調を見込むため、堅調な株価にはなお上昇余地があるとみる。このため、投資評価は「2+」を維持する。
予想ROE:21.7% PBR:8.7倍、来期予想PER:28.7倍、来期予想EPS成長率:215%
株価(9/22終値):2,079円 Fモデルによる理論株価:2,116円(9月20日by高田悟)
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。