今週の注目レポート (8月26日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

●ストライク(6196)【 1→1】
「3Q累計は売上、営業利益ともに過去最高、高成長局面が続く」
TIWでは投資評価は「1」(Buy)を継続する。その理由は、1)22/9期3Q累計はM&A成約組数の大幅増により売上高は3Q累計として過去最高、営業利益も将来成長に向け政策的に販管費が膨らむがこれを吸収し過去最高となる好決算となった。2)22/9期着地は13カ月決算の21/9期業績を優に上回る業績が見込める。3)23/9期も大幅増収大幅営業増益と高成長をTIWは予想。4)日本の構造的問題である中小企業の後継者不在や生産性向上といった課題解決への事業承継型M&Aを通じた貢献により中期的に高成長が見込めるとのTIWの見方に変化がない。5)22/9期TIW予想PER28.6倍などの株価指標面にも従来に比べ割安感がある。などによる。なお、目標株価は前回の8,100円を維持する。
予想ROE:27.7% PBR:8.2倍、来期予想PER:20.1倍、来期予想EPS成長率:43%
株価(8/26終値):4,070円 Fモデルによる理論株価:3,068円(8月26日by高田悟)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。