今週の注目レポート (12月24日)
【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
●ギフト(9279)【 2+→2+】
「成長も効率も」
21/10期通期は前期比大幅増収増益で着地した。増収は、前期比86店増と積極的な出店、既存店が引き続き好調であったことが要因である。一方、利益は増収に加え、店舗オペレーションや物流の改善により原価率・販売管理費比率が低下したため大幅増益につながった。なお、時短協力金や雇用調整助成金が入ったため、経常利益以下は大幅増益となった。22/10期も成長アクセルを緩めることはない。アクセルはふかし続けるなか、「既存店売上」、「人時生産性」に落込みがないことが確認出来れば問題はない。なお、22/10期配当は21/10期5円増の25円を計画している。
予想ROE:28.8% PBR:6.6倍、来期予想PER:19.3倍、来期予想EPS成長率:-30%
株価(12/24終値):2,685円 Fモデルによる理論株価:1,981円(12月22日by山方秀之)
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。