今週の注目レポート (10月29日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

●ウイルプラスホールディングス(3538)【 新規→1】
「電動化加速やコネクティッド領域での技術革新進行等が追い風となろう」
投資評価「1」で新規カバレッジを開始する。輸入車販売事業を行う4社を連結子会社とする持株会社。創業の九州及び関東エリアを中心に事業を展開。積極的なM&Aの推進や新規出店、ドミナント戦略により2016年の上場以降、毎期売上高は過去最高を更新、順調に業績は伸ばす。また、複数ブランドを手掛けるマルチブラン戦略により安定収益基盤を構築している。 21/6期は前期比16.3%増収、営業利益は同97.3%増となり大幅増収大幅増益、売上、利益ともに過去最高を更新。22/6期はコロナ感染再拡大や不安定な新車供給など先行き不透明感から21/6期比6.1%営業減益を計画も、同社計画は慎重とみてTIWは計画上振れを予想する。
予想ROE:18.9% PBR:1.4倍、来期予想PER:6.6倍、来期予想EPS成長率:3%
株価(10/29終値):1,103円 Fモデルによる理論株価:2,345円(10月26日by高田悟)

 

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。