今週の注目レポート (10月15日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

●インテリックス(8940)【 1→1】
「ソリューション事業の回復を期待」
22/5期1Q業績は前期比微増収増益で着地。業績進捗率も16/5期以来の高さであった。業績であるが、売上高は前期比とほぼ変わらない、一方利益の伸びは大きい。これは、売上構成の変化による。収益性の高いソリューション事業の売上比率が前期の7.7%から29.0%へ上昇したからである。内容は、リースバック物件の信託受益権の譲渡(18億円)がメイン。投資評価「1」を維持する。ソリューション事業の回復もあり、引き続きPBR1倍割れは割安とTIWは考えている。目標株価はPBR1倍の1,351円とする。
予想ROE:5.9% PBR:0.6倍、来期予想PER:5.9倍、来期予想EPS成長率:64%
株価(10/15終値):755円 Fモデルによる理論株価:1,383円(10月11日by山方秀之)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。