今週の注目レポート (10月1日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

●ジャパンエレベーターサービスホールディングス(6544)【 2+→2+】
「9月に入り新たなM&Aと新拠点開設を発表、成長に向け基盤強化が進む」
9月14日、同社は四国エレベーターサービス有限会社の株式取得、100%子会社化を発表。今期に入りM&Aにより約2,800台保守契約台数が増加した計算になる。また、9月1日には今期に入り10カ所目の新拠点となる盛岡営業所を新設。地盤の関東に加え、関西、東海、中国、四国、東北等で攻勢、シェアアップとともにサービス網の強化も進む。22/3期スタートの1Q(4-6月)決算は大幅増収、2桁営業増益の好決算となった。1Qの良好な計画遂行等から22/3期は同社計画上振れと営業過去最高益更新が見込めよう。
予想ROE:24.5% PBR:23.8倍、来期予想PER:70.1倍、来期予想EPS成長率:19%
株価(10/1終値):2,494円 Fモデルによる理論株価:503円(9月29日by高田悟)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。