今週の注目レポート (9月10日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

●クレスコ(4674)【 2+→2+】
「1Qは大幅営業増益、受注残も高水準、22/3期は好スタートを切ったとみる」
22/3期1Q(4-6月)の営業利益は前年同期比87.4%増の7.99億円となった。コロナ収束はまだみえぬものの、顧客のIT投資計画が順調に回復し、主要顧客中心に受注が改善した一方で、前年のコロナ感染拡大の混乱下で悪化した生産性の改善や一部子会社での不採算解消等から大幅増益。また、コロナ禍前の20/3期1Qの営業利益7.7億円をも上回った。1Q受注残高は40.1%増となりこれまでで最高水準となった。
予想ROE:14.4% PBR:2.4倍、来期予想PER:14.6倍、来期予想EPS成長率:9%
株価(9/10終値):2,100円 Fモデルによる理論株価:2,557円(9月9日by高田悟)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
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