今週の注目レポート (8月27日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

●プロトコーポレーション(4298)【 1→1】
「1Qの営業利益は過去最高となり22/3期は順調に発進、年間配当予想を増額修正」
22/3期1Q(4-6月)決算では(1)中核の中古車領域での広告収入堅調や新車領域での取引先数拡大等により営業利益が1Qとして過去最高となったこと、(2)営業利益率が売上構成良化等により大きく向上したこと、(3)中古車輸出子会社が中古車輸出業者とのアライアンスの推進等により黒字転化したこと、(4)年間配当予想を増額修正したこと、などがポジティブに評価できる。22/3期TIW予想PER10.3倍など株価指標面にも割安感があることなどから、目標株価は前回の2,040円を維持し投資評価は「1」を継続する。
予想ROE:15.0% PBR:1.6倍、来期予想PER:12.0倍、来期予想EPS成長率:-14%
株価(8/27終値):1,445円 Fモデルによる理論株価:2,351円(8月26日by高田悟)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。