今週の注目レポート (8月6日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

●イーグランド(3294)【 1→1】
「上期上方修正。では通期は?」
1Qは大幅増収増益で着地した。業績好調の要因は市場が良く販売件数が272件(前年同期比80件増)と大幅に増加し、販売単価も上昇した、からである。決算と合わせ上期上方修正、自社株買いが発表され株価は大きく上昇した。しかし、通期の修正は行われておらず業績及び株価の上昇余地はまだあるとTIWはみている。その為TIW業績予想も上方修正を行う為、投資評価「1」を維持し、目標株価を1,500円以上とする。ちなみに、自社株買いにはM&A時に高株価を使いたいとの意識もあるようだ。
予想ROE:17.0% PBR:0.9倍、来期予想PER:7.2倍、来期予想EPS成長率:-26%
株価(8/6終値):1,288円 Fモデルによる理論株価:2,407円(8月3日by山方秀之)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。