今週の注目レポート (4月9日)
【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
●ストライク(6196)【 1→1】
「2Q単独の売上高は過去最高、2桁営業増益となり1Qの遅れを巻き返す」
21/9期(13カ月の変則決算)上期(9-2月)は前年同期比11.1%増収、営業利益が同4.5%減となった。大型案件の成約順調と成約単価上昇から大幅増収。ただし、営業利益は将来成長への費用先行から微減益となった。また、上期営業利益計画は3.3億円未達となった。コロナ影響により中小案件で成約の遅れや受託件数減少が生じ1Q(9-11月)が同49.8%営業減益となった影響が残った。しかし、2Q(12-2月)単独では同33.3%増収、同25.7%営業増益となり1Qの遅れをかなり挽回した。4月1日の決算説明で同社側から上期は計画未達も下期は2Q同様の堅調な業績展開が見込め期初公表の通期計画達成は可能との見解が示された。
予想ROE:29.6% PBR:11.5倍、来期予想PER:27.5倍、来期予想EPS成長率:na%
株価(4/9終値):4,760円 Fモデルによる理論株価:3146円(4月7日by高田悟)
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。