今週の注目レポート (12月6日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

 

●日本動物高度医療センター(6039)【 2+→2+】
「20/3期業績は上方修正の公算も 投資評価を維持」
分院建設や知名度の向上などを背景に、初診件数の拡大が再診の累積件数の増加につながり、総診療件数を押し上げるパターンが機能しており、業績は着実に成長中。20年3月期2Q累計(19年4-9月)の連結業績は、前年同期比9%の増収、同22%の営業増益と、19/3期通期に続いて大幅な増収益を確保した。18年1月開業の東京病院に加え、名古屋病院の診療活動も大幅に増加、さらに東京病院に患者動物の一部がシフトした川崎本院の診療活動も旧に復しつつある。
予想ROE:15.6% PBR:2.9倍、来期予想PER:15.0倍、来期予想EPS成長率:23%
株価(12/6終値):2,308 円 Fモデルによる理論株価:1,879円(12月2日by杉山勝彦)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。