今週の注目レポート (3月8日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

 

●朝日インテック(7747)【 2+→2+】
「19/6通期予想は据え置かれたが、上振れる公算が高い」
19/6期2Q累計業績は、売上278億円(前年同期比9%増)、営業利益84億円(同2%増)となり、計画を大幅に超過達成。粗利率は70.8%まで上昇。中国向けを中心に特需があり、生産稼働率が高まったことに加え、米国で直販化シフトしたPTCAガイドワイヤーが想定以上に良好な滑り出しを見せていることなどが背景にあるとみられる。TIWの想定を大きく超えた訳ではないが、上期は総じて順調な内容と考える。
予想ROE:20.6% PBR:11.6倍、来期予想PER:46.6倍、来期予想EPS成長率:25%
株価(3/8終値):5,120円 Fモデルによる理論株価:1,718円(3月4日by服部隆生)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。