丸千代山岡家<3399>年初から上昇を開始し、高値更新を繰り返しながら依然として高値圏を推移中…決算発表で株価どうなる?

2023/09/10

 

9/11に第2四半期決算発表を迎える丸千代山岡家<3399>。長らく1,000円付近で横這い推移を続けてきましたが、今年の年初から徐々に上昇を開始し、8/28には年初来高値3,800円をつけました。

小さな上下動を繰り返しつつ高値更新を繰り返しながら堅調に推移し、直近の高値更新後も3,500円付近の高値圏を維持しています。

そのような中、 決算発表を迎える同社ですが、ここからどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

丸千代山岡家<3399>の第2四半期決算前後の株価動向は?


同社の株価は、決算を挟んだ1ヶ月間(9月上旬~9月下旬)で、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

丸千代山岡家<3399>の第2四半期決算前後の株価動向|シナジスタ

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2006年から2022年の株価の推移を見ると、上昇傾向が10回、下落傾向が6回、変わらずが1回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向があると読み取れるでしょう。

変動幅を見ると、10%以上の変動は上下合わせて2回見られます。そのうち下落時は2007年に35%以上変動しています。上昇時は2014年に15%以上変動があっただけです。

対して、5%以内の変動は、変わらずも含めると、上下合わせて12回見られます。17回中12回ですので、同社の株価はこの時期に小幅変動にとどまる可能性が高いでしょう。

これらを考慮すると同社の株価は、この時期に全体として上昇傾向があるものの、小幅変動にとどまる可能性が高いと考えられます。

また、下落時に35%以上のものがありますが、それ以外は10%以内にとどまっているので、大きな下落も材料がない限り、可能性は低いでしょう。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

丸千代山岡家<3399>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:3,770円
下値目安:3,250円

※9/1終値3,610円を基準に計算

これまでの株価をデータ分析した結果を見る限り、上昇幅は約4.3%、下落幅は約9.9%と考えられます。よって、上値は「3,770円」、下値は「3,250円」が目標株価と考えられるでしょう。

上値の目安に到達した場合は、8/28に付けた年初来高値には届きませんが、今年からの順調な上昇を維持したまま、高値圏を推移することになります。

こうなると、これまでと同様に小さく上下しながらも堅調に推移し、再度高値を狙う動きを期待できるでしょう。

反対に、下値の目安に到達した場合は、株価の下位にある25日移動平均線に近づきます。しかし、下抜けするような勢いには至らず、再度上昇を狙う動きになるでしょう。

万が一、目安よりも下落しても、25日移動平均線を抵抗線として、反発することが予測されます。もし、下落した場合は、押し目買いのチャンスになるかもしれません。

なお、この時期は過去に一度だけ大きく下落しただけで、それ以外は10%以内の下落にとどまっています。それをふまえると、一度の大きな下落が目安を大きくしている可能性があります。

それを加味すると、実際にはここまで下落することなく、押し目買いのタイミングが見極めにくいかもしれません。

そのようなこともありますので、あくまでも下落時はチャンスでもありますが、慎重に売買のタイミングを見ていくのが良いでしょう。

このように同社は、今年に入り順調に株価が上昇してきていることもあり、直近の動きを見ても、比較的楽観視できる状況にあります。

ただし、この時期の同社の株価は、上昇するとしても大きく上昇するのではなく5%程度の上昇になる確率が高くなっています。

そうなると、案外仕掛けのタイミングが難しいことも考えられます。難しい場合は、ムリに売買することなく、ご自身が自身を持って仕掛けられるタイミングまで待つのが良いかもしれません。

順調な上昇を描いているだけに、チャンスを逃した感覚に陥るなどあるかもしれませんが、この時期はここから大きく上昇する確率は低いので、楽観視しすぎることなく見ていくのが良いでしょう。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2023/8/9/7時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) ー高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)ー

トレード歴12年以上の現役トレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。単年で負ける年もあったものの12年間以上、安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。

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