アスクル<2678>6月から上昇を開始し8月末に年初来高値更新後も高値圏を好調に推移中…決算発表で株価どうなる?

2022/09/15

 

9/15に第1四半期決算発表を迎えたアスクル<2678>。今年は3月末から5月にかけて軟調に推移していました。しかし、6月より上昇を開始し、8/30には年初来高値1,877円を付けました。

その後も大きく下げることなく高値圏を推移し、再度年初来高値更新が射程圏に入り好調さを維持しています。

そのような中、 決算発表を迎えた同社ですが、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

アスクル<2678>の第1四半期決算前後の株価動向は?


では、同社の株決算を挟んだ1ヶ月間(9月上旬~10月上旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:アスクル<2678>の第1四半期決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2001年から2021年の株価の推移を見ると、上昇傾向が13回、下落傾向が8回見られます。この数字を見る限り、下落傾向よりも上昇傾向が強いと考えられるでしょう。

変動幅を見ると、10%以上の変動は、上下合わせて7回あります。それに対して、5%以内の変動は、上下合わせて8回あります。

これらを考慮すると、この時期の同社の株価は、大きく動くときは動き、小幅変動するときは小幅に動く、なかなか掴みにくい傾向があると考えられるでしょう。

全体として上昇傾向があるので、まだ良いですが、傾向という傾向がなくランダムに近い状況なので、その年になってみないと分からないのが、特に難しい点でしょう。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

アスクル<2678>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:2,020円
下値目安:1,717円

※9/5終値1,819円を基準に計算

これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約11.0%、下落幅は約5.6%と考えられます。よって、上値は「2,020円」、下値は「1,717円」が目標株価と考えられるでしょう。

上値の目安に到達した場合は、8月下旬に続き節目となる2,000円を超え年初来高値を更新します。

直近の上昇が続くことで、やや過熱感を帯び、そこから調整に入ることが想定されます。

しかし、そのまま上昇の勢いが途切れることなく、引き続き高値圏で推移すると考えられるでしょう。

反対に、下値の目安に到達した場合は、25日移動平均線を下抜けするものの、75日移動平均線の下抜けまでは下落しません。

そのようなかともあり、この下落が長引く可能性は低いでしょう。

ただし、万が一同価格帯での横這い期間が長引く場合は、75日移動平均線を下抜けする可能性が出てきます。

そうなると、これまでのトレンドが短期的に転換するかもしれません。そのときは、これまでの好調さが変わると想定しておくと良いでしょう。

このように同社は、直近で順調に株価が上昇してきたこともあり、そのままの勢いで上昇する可能性があります。

特に、この時期は、傾向が掴みにくいものの、大きく動くときは大きく動くので、先月に続き年初来高値更新も想定されます。

もちろん、その一方で下落リスクもありますが、傾向がないだけに、これまでお伝えしたようなことを目安にして、動向を見ていくのが良いでしょう。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2022/9/14時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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