モバイルファクトリー<3912>3月から急上昇し、直近も年初来高値更新し好調に推移中…決算発表で株価どうなる?
4/23に第1四半期決算発表を迎えるモバイルファクトリー<3912>。コロナ・ショックでは急落し、その後も低迷を続けていました。
しかし、それが3月以降急上昇し、コロナ・ショック前の水準まで回復してきています。
そのような中、第1四半期決算発表を迎える同社ですが、ここからどのように推移する可能性があるのでしょうか?
モバイルファクトリー<3912>の第1四半期決算前後の株価動向は?
同社は、直近の4/16には1,823円に到達し年初来高値を更新しました。上向く75日移動平均線の上に25日移動平均線が位置し、同社株価は現在その上や同じ水準を推移しています。
では、決算を挟んだ1ヶ月間 (4月上旬~5月上旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
期間が短いので参考程度になりますが、2015年から2020年の株価の推移を見ると、上昇傾向が3回、下落傾向が3回見られます。この数字を見る限り上昇傾向と下落傾向は均衡していると考えられるでしょう。
変動幅を見ると、2016年に大きく上昇していますが、その他は2016年と比較すると小さな変動に留まっています。
では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
モバイルファクトリー<3912>の目標株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【目標株価】
上値目安:1,984円
下値目安:1,405円
※4/8終値1,556円を基準に計算
これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約27.5%、下落幅は約9.7%と考えられます。よって、上値は「1,984円」、下値は「1,405円」が目標株価と考えられるでしょう。
上値の目安に到達した場合は、4/16につけた年初来高値更新します。その場合は、直近に大きく下落していますが、再び短期的な上昇トレンドに入る可能性が高いでしょう。
反対に、下値の目安に到達した場合は、25日移動平均線を下抜けします。しかし、再び上抜けできる範囲に留まります。
そのときは、再度上昇するため時間を要するかもしれませんが、大きな下落にはつながらないでしょう。
このように同社は、直近に年初来高値を更新していることもあり、好調に推移しています。その影響もあり、仮に下落しても、再び反発する可能性があります。
これらを考慮すると、決して楽観的になってはいけませんが、ここ最近には珍しく上昇を期待しても良い銘柄かもしれません。
ただし、まだ上場が浅いということもあり、株価が安定せず大きく動く可能性もあるのが、同社の株価です。
ぜひ、そのような点もふまえて、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。
※本記事は2021/4/21時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
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