ローソン<2651>直近に年初来高値更新するも、25日移動平均線を下抜けし方向感が定まらないまま推移中…決算発表で株価どうなる?

2021/04/09

 

4/8に本決算発表を迎えたローソン<2651>。昨年のコロナ・ショックの影響で安値をつけたものの、すぐに6,000円台まで回復しました。

しかし、再び下落し、12月にはコロナ・ショックを下回る安値を更新しました。そして、そこからようやく上昇し、現在は5,000円前後まで回復しています。

そのような中、本決算発表を迎えた同社ですが、ここからどのように推移する可能性があるのでしょうか?

 

ローソン<2651>の本決算前後の株価動向は?


現在、同社の株価は昨年末の下落から上下を繰り返しながらも、5000円前後まで上昇してきています。

では、決算を挟んだ1ヶ月間(3月中旬~4月中旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:ローソン<2651>の本決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2001年から2020年の株価の推移を見ると、上昇傾向が13回、下落傾向が7回見られます。この数字を見る限り、明確に上昇傾向があると考えられるでしょう。

ただし、変動幅を見ると、10%以上推移したのは上下合わせて2回のみです。他は、ほぼ5%程度の変動にとどまっています。

これを考慮すると、上昇傾向はあるものの、比較的穏やかな上昇にとどまり、それほど株価が変動しないと考えられるでしょう。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

ローソン<2651>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:5,660円
下値目安:5,135円

※3/19終値5,420円を基準に計算

これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約4.5%、下落幅は約5.2%と考えられます。よって、上値は「5,660円」、下値は「5,135円」が目標株価と考えられるでしょう。

上値の目安に到達した場合は、直近につけた年初来高値よりは低い位置になります。この場合は、現在も近づいている25日道平均線付近に、いったん収まる可能性が高いでしょう。

よって、ここから更に下落する可能性は低いですが、反対に大きく上昇する可能性も低いでしょう。

反対に、下値の目安に到達した場合は、25日移動平均線を下抜けし、75日移動平均線付近まで下落します。このときは、75日移動平均線が抵抗線になり、もし下抜けしても、更に下落する可能性は低いでしょう。むしろ、そこからもみ合いになるでしょう。

このように同社は、上昇傾向があるものの、そのほど大きな上昇が期待できるわけではありません。直近の株価やデータ分析を考慮すると、しばらく方向感が定まらないまま推移すると考えられるでしょう。

よって、このようなときは無理に売買することなく、方向感が定まるまで様子見をするのも選択肢の一つでしょう。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2021/4/8時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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