追証を受けやすい個人投資家の危険な「2つ」の考え方

2020/11/21

 

「買った瞬間から、株価が気になって仕方がない」という経験をしたことはありますか?

そのせいで、日中株価をこまめに確認したり、買った銘柄のニュースが気になってしまって、何も集中できないという経験はありますか?

本当であれば、上昇を期待して買ったのですから、そのまま静観していれば良いのですが、なぜそのようなことが起きるのでしょうか?

そこで今回は、そうなってしまう個人投資家が陥りやすい典型例をご紹介します。

 

なぜ株価が気になってしまうのか?


単刀直入に言うと、その典型例が「集中投資」と「信用取引」です。もしくは、この2つを合わせた「集中投資✕信用取引」を同時に行うことです。

これが「買った瞬間から、株価が気になって仕方がない」ことの根本的な原因であり、典型例でもあります。

具体的には、1銘柄に全力投球した結果、給料数ヶ月分の含み損を抱えてしまったり、レバレッジを必要以上に高くしてしまったりするのが、代表的な原因でしょう。

そして、この2つのことをする個人投資家は、このような結末を迎える傾向があります。

 

個人投資家にとって最も恐ろしいとも言えるのが…


それが「相場からの退場宣告」です。集中投資だけなら、含み損を抱えるだけなので良いですが、非常に厳しいのが「信用取引による追証」が発生したときでしょう。

信用取引は、ハイリスク・ハイリターンの典型例です。上手くいけば、それだけ大きな利益を手にすることができますが、上手くいかなければ「追証」という恐ろしい世界が待っています。

しかも、その掛け方次第では「少しの下落」でも追証になります。実際に、Twitterなどを見ると、本当にわずかな下落に耐えることができず、追証になってしまうケースが多々見られます。

 

追証を受けやすい個人投資家の危険な「2つ」考え方


つまり、追証を受けやすい個人投資家は「レバレッジの掛けすぎる」という危険な考え方をしています。また、ここに加えて、なぜか多いのが「集中投資」です。

一時的に下落することを全く考えず「この銘柄は必ず上がる!」と考える傾向があります。

そして、上昇するのが前提でいますので「レバレッジを掛けなかったことを損」だと思い「1~2銘柄に集中投資✕レバレッジ最大」などの行動に出てしまうのでしょう。

しかし、株価というものは、思った方向とは反対に動くのは日常茶飯事です。結果として、それが「追証」となり、資金も精神も痛めつけられることになるのでしょう。

 

私のレバレッジは?


そこで私は、こういった最悪のことを回避するために「レバレッジ1倍」を基本方針にしています。また、銘柄数も1~2銘柄に集中することはありません。

実際、着実に利益を積み上げている個人投資家は、私のように過度なレバレッジを掛けなかったり、集中投資はせず「分散投資」をしていることが多いものです。

当たり前のことに見えますが、人間は欲深いもので、不確定要素があっても明るい未来を信じがちです。加えて、株式投資のように信用取引があると、それをやらずに将来良い結果があると損した気分になってまう傾向があります。

しかし、それは残念ながら「追証」に追い込まれる典型的な個人投資家の行動であり、陥りやすいワナだと考えられるでしょう。

 

どうやって個人投資家の私が利益を上げられるようになったのか?


だから、私はこのような方法を実践するために、株式投資やトレードを「株価の法則=株価の傾向」で考えるようにしています。私にとって、傾向を知らずにトレードすることは、怖くてできない行為です。あえて危険な末路に飛び込むことだと考えています。

「株価の法則=株価の傾向」で考えることが根本にある結果、リーマンショックがあった2008年からトレードで一度も退場する事なく、安定的に勝ち続けていくことができています。もし、「株価の法則=株価の傾向」で考えていなかったら、きっとこのような結果を残し続けることはできないでしょう。

このような「株価の法則」を知ることで、個人投資家が難しいと感じる「売り(損切り・利益確定)のタイミング」や「買いのタイミング」を具体的に知ることができます。もし、あなたも実際に有効な「売買のタイミング」を習得したいなら、こちらのeBook(電子書籍)『日本株再入門』を今すぐお読みください。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

 

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