利益を失いがちな個人投資家の…危険な考え方
「1日待ったせいで、利益が含み損に変わってしまった…」
「あのとき利益確定しておけば、塩漬けにならずにすんだのに…」
という経験をしたことはありますか?
私たちが個人投資家へ「投資で最も難しいと感じること」を独自に調査を行ったところ、第1位は「利益確定(損切り)のタイミング」でした。
それを考えると、あのような経験をしてしまうのは仕方がないことなのかもしれません。株を買い付けて、思惑通りに株価が上昇するときは嬉しい気持ちでいっぱいでしょう。
利益確定のタイミングは本当に難しい…
しかし、その反面「いつが利益確定のタイミングなのか?」は、本当に難しいとことです。
利食いをすると嬉しく、損切りをすると悲しくなるのが、私たち人間でしょう。だから、一つの銘柄を手仕舞いするタイミングで、思うような利益を得られなければ、これが難しく感じるのもムリはありません。
実際に、私も初心者のときは、この「売りどき」に悩みました。株価の動きは一定ではないので、目の前で動く株価にいったいいつが利益確定するタイミングなのかと悩みました。
ですが、その悩みの原因は「1つの売買の結果への固執」であることに、あるとき気が付きました。
陥りやすい…利益を失う「危険」な考え方
株式投資で利益を上げるセオリーはシンプルにいえば「利食いをできるだけ多くし、損切りをできるだけ少なくする」ことでしょう。これは間違いありません。
しかし、初心者の頃の私もそうでしたが、まさにこれが「利益を失う危険な考え方」でした。株式投資では、1回あたりの売買の結果に固執してしまうと、利益を失う傾向にあります。
これは不思議に思うかもしれませんが、理由はカンタンです。こうなってしまうと「精神的負担が大きくなり、冷静な判断ができなくなるから」だと考えられます。
その結果、想定していたタイミングと違うところで手仕舞いしたり、想定していたタイミングで手仕舞いができず、タイミングを逃したことで利益が一転して損失に陥ってしまう傾向があります。
本来得られるはずの利益を失う確率を下げるコツ
言い換えると「1回あたりの売買結果に固執しないこと」が、利益を失う確率を下げるコツだと考えられます。
私がこれまで出会った個人投資家の多くは、株式投資をトーナメント制の勝負のように考え「毎回勝つ」ことを狙って売買していました。
その結果、手仕舞いのタイミングを逃したり、誤ったタイミングで手仕舞いし、損失になったり、含み損を抱えたまま塩漬けになっていました。
だから、私は毎回勝つことを狙うのではなく、プロ野球のように勝ち負けを繰り返しながら、最終的に優勝するような戦略で株式投資するのが良いと考えています。
私の「利益を失う危険な考え方」を回避する方法
そこで私は、「利益を失う危険な考え方」を回避すべく、
「1回あたりの売買結果に固執しない」
ようにしています。今の私にとっては、これが最良の方法だと考えています。1回あたりの売買結果に固執せず、トータルで利益を上げているかを重視し、売買戦略を構築しています。
たった、これだけのことですが、私の12年以上の経験では、不用意に損失を受けたり、本来得られたであそう利益を失うことを回避できると考えています。
どうやって個人投資家の私が利益を上げられるようになったのか?
だから、私はこのような方法を実践するために、株式投資やトレードを「株価の法則=株価の傾向」で考えるようにしています。私にとって、傾向を知らずにトレードすることは、怖くてできない行為です。あえて危険な末路に飛び込むことだと考えています。
「株価の法則=株価の傾向」で考えることが根本にある結果、リーマンショックがあった2008年からトレードで一度も退場する事なく、安定的に勝ち続けていくことができています。もし、「株価の法則=株価の傾向」で考えていなかったら、きっとこのような結果を残し続けることはできないでしょう。
このような「株価の法則」を知ることで、個人投資家が難しいと感じる「売り(損切り・利益確定)のタイミング」や「買いのタイミング」を具体的に知ることができます。もし、あなたも実際に有効な「売買のタイミング」を習得したいなら、こちらのeBook(電子書籍)『日本株再入門』を今すぐお読みください。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
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