スカパーHD<9412>9/2第1四半期決算発表。コロナ・ショックから6月まで回復を続けるも再び軟調に推移中…ここから再上昇の可能性は?

2020/09/01

 

9/2に第1四半期決算発表を迎えるスカパーJSATホールディングス<9412>。コロナ・ショック以前は2/27に年初来高値「511円」をつけていました。

しかし、コロナ・ショック以降、6/24につけた466円以上の高値を付けていない状態です。そのような中、第1四半期決算を迎える同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?

 

スカパーJSATホールディングス<9412>の第1四半期決算前後の株価動向は?


同社は、6月の高値以降、一時400円を下抜けするまで下落しましたが、かろうじて400円付近を維持している状態です。では、決算を挟んだ1ヶ月間(8月中旬~9月中旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:スカパーJSATホールディングス<9412>の第1四半期決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2007年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が9回、下落傾向が3回、変わらずが1回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向があると考えられるでしょう。

ただし、変動幅を見ると、10%以上の変動は3回のみです。また、2008年に約20%、2015年に10%を超える下落があったものの、他はそれほど大きな変動は見られません。それをふまえると、それほど大きく株価が変動する可能性は低いでしょう。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

スカパーJSATホールディングス<9412>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:419円
下値目安:356円

※8/21終値400円を基準に計算

これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約4.7%、下落幅は約10.8%と考えられます。よって、上値は「419円」、下値は「356円」が目標株価と考えられるでしょう。

上値の目安に到達した場合、75日移動平均線付近まで上昇しますが、もう1段足りない状況です。それをふまえると、上昇トレンドに転換するのは、まだ時間がかかるかもしれません。

反対に下値の目安に到達した場合は、3月につけた年初来安値に一気に近づきます。これまでの下落の状況を見ると最大20%の下落も想定されます、それを考慮すると、下落した場合は、しばらく軟調に推移する可能性があるでしょう。

このように同社は、決算発表をきかっかに上昇しても一歩及ばず、下落したらさらに軟調に推移する可能性があります。そういった意味では難しい局面と考えられるでしょう。このようなときは、様子見も選択の一つでしょう。ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてはいかがでしょうか。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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