ビジョン<9416>8/17第2四半期決算発表。コロナ・ショックで年初来安値後、大きな回復を見せず株価低迷中…決算発表で上昇の可能性は?
8/17に第2四半期決算発表を迎えたビジョン<9416>。2019年はおよそ1,500円から2,000円の間を推移していました。しかし、コロナ・ショックにより急落し、やや回復傾向にあったものの、再度軟調に推移しています。
そのような中、第2四半期決算を迎えた同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?
ビジョン<9416>の第2四半期決算前後の株価動向は?
同社は、コロナ・ショックにより急落し、3/23に年初来安値「492円」を付けた後も、大きな回復を見せることなく、500円から700円の低位を推移しています。
では、決算を挟んだ1ヶ月間(8月初旬~9月初旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2016年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が1回、下落傾向が3回見られます。この数字を見る限り、下落傾向があると考えられます。
あくまでも過去4年分のデータなので参考までではありますが、2019年の下落幅が10%以上なのが気になるところです。1回だけのことではありますが、データが少ないだけに、この変動幅には注意が必要かもしれません。
では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
ビジョン<9416>の目標株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【目標株価】
上値目安:656円
下値目安:557円
※2020年8/3終値599円を基準に計算
これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約9.4%、下落幅は約6.9%と考えられます。よって、上値は「655円」、下値は「557円」が目標株価と考えられるでしょう。ただし、これはあくまでも過去4年分からの結果なので、参考程度の目標となりますのでご注意ください。
直近は、下降を続けていた75日移動平均線が横ばいになってきたこともあり、ここで下げ止まりを意識するかもしれません。しかし、まだ25日移動平均線が、75日線の下に位置することを考慮すると、厳しい状況が続くと考えられるでしょう。
少ないデータではありますが、これらのことをふまえると、安易にここが底値付近だと思い売買しないほうが良いかもしれません。このようなときは無理に売買せず、様子見するのも選択の一つでしょう。ぜひ、このような情報をもとにあなたの投資スタンスを決めてはいかがでしょうか。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
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