松屋フーズHD<9887>5/11本決算発表。コロナ・ショックで急落で下落前水準に戻らず…決算発表で目標株価は?
5/11に本決算発表を迎える松屋フーズホールディングス<9887>。コロナ・ショック以前の1/16には昨年から続いていた上昇トレンドを受け、年初来高値「5,130円」を更新しました。しかし、その後、3/13に年初来安値「3,025円」まで下落しました。現在はおよそ3,800円前後を推移しています。下落前の価格までまだ1,000円ほどの開きがありますが、今後どのような株価の推移が考えられるのでしょうか?
松屋フーズホールディングス<9887>の本決算前後の株価動向は?
松屋フーズホールディングス<9887>は、昨年初夏の3,200円台から2020年年初の5,000円台前半まで堅調に上昇を続けていました。1月には年初来高値を更新し、さらなる上昇が期待されました。しかし、コロナ・ショックの影響により急落しました。その後、やや反発しましたが、いまだ下落前の水準までは回復していない状況です。同社は、本決算発表を迎えます。そこで、過去に決算発表前後にどのような株価変動の傾向があったのか、2000年から2019年の期間で、決算発表前後1ヶ月間(4月中旬~5月中旬)の傾向をデータ分析しました。その結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
過去20年のうち上昇は7回、下落は13回でした。2000年と2001年は、大きく変動し上昇傾向が見られますが、その他の期間は上昇しても3%未満です。その反面、下落傾向が見られるときは5%程度と、上昇率よりも幅が大きくなっています。よって、全体を見ると、本決算前後で、株価が下落傾向にあること読み取れるでしょう。しかしながら、大きな下落傾向ではないということも分析結果から読み取れます。
松屋フーズホールディングス<9887>の目標株価は?
では、同社の本決算前後の目標株価はどれくらいでしょうか?松屋フーズホールディングス<9887>は、1月に年初来高値を更新し、すぐに大きく下落したことで、直近3ヶ月の変動幅が大きくなっています。そのような背景のある同社ですが、この決算前後の1ヶ月間で、どのような範囲を推移する可能性があるのでしょうか。その分析結果がこちらです。
目標株価:【3,633円~3,907円】
※2020年4月の月間株価3,750円を基準に計算しています
データ分析によると、この本決算を挟んだ1ヶ月間は、株価がおおよそ-3%~+4%で推移する可能性があります。同社の4月間株価は3,750円ですので、上値の目安として「3,907円」、下落する場合は「3,633円」まで下がることが想定されます。もちろん、これはデータ分析の結果ですので、この範囲を超える可能性はあります。
今回の情報をふまえると、同社は決算前後に大きく変動する可能性は少ないですが、その後1月につけた年初来高値を再度狙うまでには、まだ上昇余地があります。業種全体の動向もふまえると、株価の回復まで、もう少し時間がかかりそうだとも考えられるでしょう。ぜひ、あなたもこのようなデータ分析の方法を、私が書いたレポート「日本株5つの法則」を読んで手に入れてください。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。
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