コロナワクチン期待でリスクオン

2020/11/10

11月9日の米金融市場では、新型コロナウイルスのワクチンの開発が進展し、世界の経済活動が正常化へ向かうとの期待から、投資家のリスクオン(選好)が強まり、NYダウは前週比834ドル高の2万9,157ドルと、2月中旬以来の高値まで上昇しました。米10年債利回りは前週末比0.10%高い0.92%程度まで上昇、一時は0.97%と3月後半以来の水準を付けました。米長期金利の上昇やワクチン実用化への期待からドル高が進行し、ドル円は103円台から105円台まで上昇しました。また、欧州各国の株価も大きく上昇しました。

米製薬大手ファイザーは9日、独バイオ医薬ベンチャーのビオンテックと共同開発する新型コロナウイルス感染症ワクチンの臨床試験で、「90%を超える予防効果がある」とする暫定的な結果を発表しました。現時点で安全性をめぐる重大な懸念はなく、今月中にもワクチンの緊急使用に関する米当局の承認を求める見通しで、ワクチンの供給については年内に5,000万回分、来年には最大13億回分を生産できるとしています。

米大統領選でバイデン前副大統領が当選を確実にしたことを好感し、投資家心理が改善していたタイミングで、投資家が買い材料を探していたことも、株価を一段と押し上げたとみられます。

米規制当局がファイザーから治験データを受け取り、データを検証する作業には数週間かかると伝えられています。一旦、金融市場が落ち着いた後は、ワクチンが承認されるかどうか、そして早期にワクチンが普及し、経済活動が正常化するめどが立つかを確認していく必要があります。

 

図表、スケジュール入りのレポートはこちら

https://www.skam.co.jp/newest_report/contents_type=9&type=env

 

しんきんアセットマネジメント投信株式会社
しんきん投信「投資環境」   しんきんアセットマネジメント投信株式会社
内外の投資環境分析を基に、投資に資する情報、見通しなどを、タイムリーにお伝えします。
<本資料に関してご留意していただきたい事項>
※本資料は、ご投資家の皆さまに投資判断の参考となる情報の提供を目的として、しんきんアセットマネジメント投信株式会社が作成した資料であり、投資勧誘を目的として作成したもの、または、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。
※本資料の内容に基づいて取られた行動の結果については、当社は責任を負いません。
※本資料は、信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。また、いかなるデータも過去のものであり、将来の投資成果を保証・示唆するものではありません。
※本資料の内容は、当社の見解を示しているに過ぎず、将来の投資成果を保証・示唆するものではありません。記載内容は作成時点のものですので、予告なく変更する場合があります。
※本資料の内容に関する一切の権利は当社にあります。当社の承認無く複製または第三者への開示を行うことを固く禁じます。
※本資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。

しんきんアセットマネジメント投信株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商) 第338号
加入協会/一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会

このページのトップへ