波乱の兆し? 不透明な株式市場との向き合い方

2015/10/16

<要約>

株式市場の不安定な状態が続いている。背景には中国はじめ世界経済の減速懸念やアメリカの利上げ時期が依然として不透明なことがあろう。一部にはリーマンショックの再来を心配する声もある。

そこで、直近とリーマンショック時の株式市場の動向を比較したところ、いくつかの類似点が見付かった。危険を察知した一部の投資家の行動が現れているのかもしれない。

無論、これらの類似性は一部の状況証拠に過ぎず、他の指標ではリーマンショック時と異なる点も多い。現時点では近い将来に波乱相場に陥るとは思っていないが、米利上げなど何かをきっかけに波乱相場が訪れないとも限らない。過度な悲観は良い結果をもたらさないが、視界不良なだけに慎重姿勢も忘れずにいたい。

 

20151016

続きはこちらから>>>

株式会社ニッセイ基礎研究所
投資の科学 (ニッセイ基礎研究所)   株式会社ニッセイ基礎研究所
株式投資においては、市場を正しく理解し、市場と冷静に向き合うことが重要です。 それには科学的かつ客観的な分析が欠かせません。 投資家の立場から「実りある資産運用」に役立つ情報を提供します。
本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全 性を保証するものではありません。 また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解 約を勧誘するものではありません。

このページのトップへ