12月優待は「ラウンドワン」「コーセー」他

2025/12/08

長期的トレンドから現在の株価の乖離がみられる銘柄をピックアップ

12月の株主優待対象銘柄は224銘柄が該当します。日本市場では日銀による政策金利引き上げの可能性が高まり、直近の日経平均は節目の5万円付近で一進一退での推移が続いています。

今回は12月の優待銘柄224銘柄のうち、長期的トレンドから現在の株価の乖離がみられる銘柄に注目してみました。具体的には、条件としては流動性を鑑み時価総額が3,000億円以上の銘柄とし、200日移動平均線とのマイナス乖離が大きい5銘柄をピックアップしました。200日移動平均線とは、過去200営業日の終値を平均したもので、約1年間を通した「長期的なトレンド」を把握するために用いられる指標です。同指標と現在の株価の乖離率を200日移動平均線乖離率と呼び、長期的なトレンドから現在の株価がどれだけ離れているかを確認できます。

条件に合致したのはラウンドワン(4680)、クラレ(3405)、コーセー(4922)、DMG森精機(6141)、資生堂(4911)の5銘柄です。過去の業績おいてはある程度の実績がある銘柄群であることから、長期的トレンドへの回帰を狙っての仕込みに一考の余地があり、加えて株主優待を獲得できるメリットがある銘柄群と考えることができます。

 
12月優待銘柄の東証プライム大型株のうち、200日移動平均線からのマイナス乖離が大きい5銘柄はこちらからチェック

マネックス証券株式会社
マネックス証券「投資のヒント」   マネックス証券株式会社
マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部の山口慧太と岡功祐が銘柄選びのお手伝いをします。
・当社は、本レポートの内容につき、その正確性や完全性について意見を表明し、
 また保証するものではございません。
・記載した情報、予想および判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、
 勧誘するものではございません。
・過去の実績や予想・意見は、将来の結果を保証するものではございません。
・提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更又は削除されることがございます。
・当社は本レポートの内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。
・投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。
・本レポートの内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに
 転用・複製・配布することはできません。
・内容に関するご質問・ご照会等にはお応え致しかねますので、あらかじめご容赦ください。

マネックス証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本暗号資産等取引業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会

このページのトップへ