トレードで唯一できること

2024/09/01

こんにちは、石田です。

 

今日は「トレードで唯一できること」というお話です。

実は今、「腰」が痛くて不自由な生活を送っています。

しばらく大人しかった「ヘルニア」が再発した格好です。

数日前のことですが、港で重量物を動かす作業をしていました。

作業中にかがんだ状態で手前に重いものを引いたときに「あ、これこのまま続けたらヤバイかも」と思う瞬間はありました。

 

しかし、豪雨の中の「大潮」、さらに今後は台風シーズンに突入することもあり、作業を途中でやめてこの状態で放置すると自分の船もそうですが、周りの方にも迷惑をかける可能性があり「どんなに腰の状態が悪くても、やめるにやめられなかった」ので、止むを得ず作業を継続し、最後まで終わらせました。

案の定、帰るときには足に力が入らず、夜になると激痛を伴い、思うように動けなくなってしまいました。

普段の生活の中では「そのまま続ければ結果が悪くなることがわかっていても」やめるにやめられないことってあるんだな、と、気付かされた出来事でした。

 

話を「マーケット」へ変えます。

不確実なマーケットは個人投資家がどう頑張っても「一切コントロールの利かない世界」です。

自分がポジションを持っているからと言って旗を振って応援しても、祈り続けても「思惑通りに動いてくれることなどありえない世界」です。

マーケットそのものをこちらが思うようにコントロールすることができないのであれば、投資(トレード)の結果は「マーケット(の動き方)次第」ということになります。

その中で少しでも余計な損失を出さないように、少しでも多くの利益を狙えるように「技術」を磨いて投資(トレード)をしますが、時には

・思うような結果につながらない
・調子が悪い
・ドローダウン期間が長い

ということもあるかもしれません。

そのような時でもマーケットは休みなく動き続けていますので「どうにかして立て直さなければと焦る」かもしれません。

 

焦ることで立て続けに投資(トレード)し、さらに傷口が広がることもあるでしょう。

そんな時は「コントロールの利かないマーケットの世界でも唯一できることがある」ことを思い出してください。

私の港での作業ではありませんが、普段の生活の中では「止めるにやめられないこと」もあります。

しかし、コントロールの利かないマーケットでは「自分の意志で動かすことができない代わりに」調子を崩したなら投資(トレード)を「自分の意志で一旦やめることができる(休止)」のです。

しかも、普段の生活での事象とは違い自分が投資をいったんストップしたとしても「誰にも迷惑が掛からない」のです。

なので、なにか調子を崩すような場面が出てきたら躊躇することなく、唯一マーケットでできる「やめる」という決断をして

・技術の見直し
・再検証
・リスク&資金管理
・現在のマーケットの状態確認

をしっかりと行い、再スタートを切ればよいです。

 

止めたところで誰にも迷惑が掛からないのはもちろんのこと、たっぷり休んだとしても自分の今後の投資(トレード)が不利になることもありません。

「仕組みそのものがなくならない限りマーケットは永遠にあり続ける」ので、いつでも続きをスタートできますし、「チャンスの場面は永遠に出続けるので儲けそこなうこともない」のです。

最近はあまりまりませんが、私も昔は調子を崩すことがよくあり、途中で手を止めて仕切り直しをしていました。

いったんやめれば「冷静になれる」ので、「見えていなかったチャンスも発見」できたり、良いことも沢山あります。

ぜひ、調子を崩したときは、「止めることを実践」してみてください。

 

それではまた!

 

アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社
石田信一「1日10分の投資術」   アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社
安定して勝ち続けるために必要な相場・トレードの本質を解説します。「トレードで勝ち続けるための原則」「資産運用主体の自由な人生の送り方」「複数の収入源構築方法」など公開していきます。
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