見落とされがちな投資で勝つために重要なこと

2024/07/14

こんにちは、石田です。

 

今日は「見落とされがちな投資で勝つために重要なこと」というお話です。

今日の内容はこれから投資(トレード)を始めようと思っている方、すでにやっているが結果が出ない(なかなか勝てない)方へ向けた内容です。

 

私の娘は23歳ですが投資を始めて1年くらいになります。

社会人になって間がないので投資資金そのものは少ないのですが、着実に利益を積み上げています。

わからないことは私に質問してきますし、まだ慣れていないためか、投資用語の使い方も「変」だったりします。

大して投資のこともわからないのに「勝ち組1割:負け組9割の厳しい世界」でコツコツ利益を積み上げることができるのはなぜだと思いますか?

これはとても重要なのに見落とされがちな「ライフスタイルと投資スタイルのバランスが取れているから」です。

 

多くの方は投資(トレード)を始めるとき「金欲が先行」しています。

・給料だけじゃ足りない、もっと稼ぎたい!
・楽してたくさん稼ぎたい!!

と考えてインターネットでいろいろと探しながら

「1年で〇〇万円も儲かった??じゃあ、自分も!!」

となるわけです。

 

しかし、金欲先行で「早く儲けたい!!」がためにここで重要なことを見落としてしまいます。

それは「〇〇万円儲かった方」と

1:知識(技術)&経験
2:資金量
3:投資環境

の3つの条件が「そもそも違う」ということ。

これら3つが同じであれば「同じ結果も期待できる」かもしれません。

 

1)に関してはこれから学習を重ねて、コツコツと経験を積み上げれば何とかなるかもしれません。

2)に関してはポジション調整でコントロールできるでしょう。

じゃあ、3)はどうでしょうか。

投資環境とは「自分のライフスタイルと投資のやり方のバランスが取れているか?」ということです。

 

例えば、〇〇円儲かったやり方が「時間足を使ったデイトレード」だとします。

マーケットの流れに乗るために数度の損切を繰り返しながら最終的にブレイクした大きな流れに乗ってトータルで大きな利益を得る方法。

〇〇万円儲かった方は専業トレーダーで「自分が見たい時にいつでもマーケットの確認ができる方」と思われます。

 

あなたがサラリーマン(勤め人)であった場合、あなたの投資環境(ライフスタイル)でこのやり方は再現できるのでしょうか?

仕事中に頻繁にPC画面を切り替えたり、会議中やお客様の前でスマホをちょくちょくチェックしたりしながらピンポイントでブレイクした場面に乗ることができればよいですが・・・。

多くの場合はその手前の損切だけを拾い、「あーさっき見ていたらこの大きな流れに乗れたのに!!」みたいな失敗を繰り返した挙句、チャンスでもないところで無理やりエントリーして傷口を広げたりしてしまいます。

 

つまり、これからやろうとする投資(トレード)のやり方と投資環境(自分のライフスタイル)があっていなければ「勝ちたくても物理的に難しいこともある」ということです。

私の娘も「大きく稼ぎたい」という気持ちは当然あるでしょう。

でも、自分の投資環境(ライフスタイル)を考えると「2~3日に1回程度マーケットを確認すれば事足りるやり方でなければ、物理的に再現できない。」

だから今のやり方をやっているのです。

 

ライフスタイルと投資スタイルのバランスが取れているので今は結果を残すことができていますし、例えば結婚などを機に投資環境が変わることがあれば、もしかすると別のやり方(投資スタイル)にチャレンジするかもしれません。

そのような場合でも早い段階で勝ち組の方と大きく負け続けてきた方とは大きな差が出てしまいます。

 

負け続けてきた場合は「負債を抱えた状態で投資資金自体も少なくなっている」ので「焦りが強く、頭ではわかっていてもできないことが出てくる」のです。

しかし、勝ち組の状態から新しい投資スタイル(新たなやり方)へ切り替える場合、「勝ち組を継続することで見えてくる、お金を残すための基本原則」が理解できているために「勝つために必要なことをちゃんとやらなければ勝てないことがわかっている」ので、自分の欲を抑えてスムーズに新しいやり方を習得することができます。

これから投資(トレード)を始めようと思っている方には自分のライフスタイルに合ったやり方を「最初から選んでいただきたい」と思いますし、すでにやっているが結果が出ない(なかなか勝てない)方については「できるだけ早い段階でライフスタイルとバランスの取れたやり方に切り替えてもらいたい」と思います。

負けている状態が長引けば長引くほど、修正して回復するのが大変になりますので、ぜひ、意識して取り組んでみてください。

 

それではまた!

 


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