暴落するマーケットで利益を残す方法

2023/06/18

こんにちは、石田です。

 

今日は「暴落するマーケットで利益を残す方法」をお話しします。

マーケットは「極端な暴騰、極端な暴落、どちらでもマーケットからの撤退者を排出」します。

人間の心理として、マーケットがこれまでにないほどの上昇を見せれば「もういい加減に下がるだろう・・・。」と売り圧力が強まり、「さらに、予想もつかないほどの上昇を見せ、 売りポジションをキャリー出来ない撤退者」を作り出します。

 

暴落も同じです。

大きく下げれば、「さすがにもう上がり始めるだろう・・・。」という場面で買い圧力が強まり、さらに1段、2段と下げて買いポジションがキャリー出来ずに大きな損切りを出し撤退。

という流れを作ります。

このような局面で撤退しないための一番簡単な方法は、マーケットは不確実なものである。

と定義し「事前にロスカットするポイントを明確にしておき、実行する」ことです。

 

当たり前のことですが、「たぶん自分は大丈夫」という根拠のない自信が後押しして「せめて売値(買値)まで戻ったら決済しよう」と考えてしまう投資家の方が多いのです。

ロスカットさえ実行できれば、次に話す方法を実行して、大きなチャンスを掴める確率が上がりますので、「ロスカットに腹を決め」必ず実行してください。

では行きましょう、「暴落するマーケットで利益を残す方法」です。

 

まず、「高値からの売りよりも、ゼロからの買いの方が有利」これを頭に入れてください。

上昇期における売りスタンスは「どこまで上がるか見当もつかない」という、資金&精神的リスクを抱えた状態で売らなければならないわけです。

実際に数年前と比べて銘柄価格の300%を超える伸びを見せる銘柄などはざらにあるにもかかわらず「もういい加減に下がるだろう、いや下がってほしい」という、「希望的観測で売っている」わけです。

怖いですね。

 

反対にある程度の下落を経て「価格ゼロ円が見えているところからの買い」はどうでしょう?株の倒産リスクを除き、差金決済が目的の銘柄であれば「ゼロ円以下は存在しない」わけですから、下がる限界が見えているところで買う行為は、資金&精神的リスクを考えてもとても有利なわけです。

シンプルで当たり前の話のように感じるかもしれませんが、知っていることと「実行できる」ことは全く意味合いが違います。

この原則を利用して利益を得ていなければ知らないことと同じです。

 

このコラムを書いている今現在は価格が高騰している銘柄も多いようですが、どこかの場面で必ずゼロ円が見えるほどの暴落は現れます。

しかし、多くの投資家(トレーダー)は「この大チャンス場面で買いシナリオを書けるだけの資金を残していない」のです。

それだけに「その場面」に相場で利益を上げるためのチャンスがあるのです。

「その場面」で買っておけば特段大きな上昇を迎えなくても、ここから買えるトレーダーは確実に資産を増やします。

 

つまり、「このような場面で買えるだけの資金を残しておくにはどうすればよいのか?」これに自分流の明確な答えを持つことが出来る投資家(トレーダー)が極端な暴騰or暴落を利用して利益を出すことができる。

ということです。

現時点で勝ち続けるトレードスタイルを確立できていないのであれば、まずこのスタイルを身に着けてください。

相場で利益を上げる楽しさが実感できるでしょう。

 

それではまた!

 


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