損切りできない状態を改善する
こんにちは、石田です。
少し前のことですが、地元の経営者の友人を紹介され「投資」のコーチングを行いました。
このご時世ですから直接会わずにオンラインで行ったのですが、メインテーマの部分を簡単に言うと
「損切りできない状態を改善するコーチング」
です。
結果から言うと3回のセッションで改善しました。
今日はその肝となった部分をお話ししようと思います。
そのご紹介いただいた友人の方も会社経営者で普段から時間があるので数年前から投資をしているそうですが、成績は芳しくないとのこと。
それなりに損失を積み上げていたようで、見かねた友人(先の経営者)から
「同じお金を失うならそのお金でコーチングを受けたほうが良い」
ということで、私に声をかけて頂いたという経緯です。
投資対象は「株(信用)」と「為替(FX)」、教材もいくつか購入し、会費制のサービスも受けているようですが、成果が上がらないとのこと。
ただ、導入セッションの質問の段階ですぐに原因は判明しました。
最初に書いたように「ルール通りに損切ができない」のです。
少し深堀すると、
・損切の重要性(そのルールだと損切しないと最終的に勝てない)
は正しく理解されていました。
では、なぜ損切りしないのか?という質問に対してその方は
「損切りしないといけない。ということはわかっているが、できない。」
とのこと。
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「正しく損切しましょう。」とか「イヤでも根性で損切りする。」とか「注文が成立したらすぐに損切り注文を出す」とか言われても、できないものはできない。
した方がいいことはわかっているけど、一度設定した損切り注文を解除してしまう。
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らしいです。
確かに人間は本能に逆らうことが難しい生き物です。
簡単に言うと、損はしたくない、利益は早くほしい。
それと逆のことをやらなければ投資で勝てない。
でも、それを根性で損切りできるのは全体の1割です。
卵が先か鶏が先かではありませんが、とりあえず根性で損切りして成果が上がれば、
自動的に損切りは楽にできるようになります。
それが難しいのであれば、方法は一つ
「損切りしなければ投資で勝てない(お金が残らない)メカニズムを理解する事」
です。
つまり、強引にでも損切りできないのであれば、
「どうすれば手元にお金が残るのか?お金が残る仕組み」
を知り、、
「なぜこのルールで損切りしないとお金が残らないのか?」
を正しく理解して、むしろ
「損切りしなければ損と思える思考を作る」
ようにします。
なので、その方にもまず、その方が取り組んでいるルールに沿う形で
・お金が残るメカニズム
を説明しました。
そして、簡単な「逆説的な実験」に2週間取り組んでもらい、
「意識的に負けてお金を減らそうと思っても、
そう簡単にはお金が減らないことを実感」
してもらい、その後いくつかの修正を行って「損切りしなければ、むしろ損」という思考へ切り替えていきました。
もちろん、詳細な部分では
・ルールの変更
や
・資金管理
等も含めて調整していますが割愛します。
まだ契約上、コーチングセッションが残っていますが、現状でも何の抵抗もなく損切出来ており、今終了しても問題ないくらいです。
投資で勝つために特殊な技術は必要ありません。
技術2割:感情8割です。
もしもあなたが投資で思ったような成果が出ていない場合は、新たな技術を求めるのではなく、
「ルール通りに行動できているか?」
を先にチェックしたほうが改善が速い場合があります。
損失が膨らむ前に確認してみてくださいね。
それではまた!
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