GWの過ごし方

2022/05/05

こんにちは、石田です。

充実したお休みは過ごしていますか?

そういえば先日「人気温泉地ランキング」というものを見かけたのですが・・・。

毎回入っているようですが、今回も私の地元がベスト10の中に2つ入っていました。

このような所に住んでいるので、GW中は恐ろしいほどに観光客が訪れ、ごった返しているわけです。

さて。

今回のコラムのタイトルは

「GWの過ごし方」

ですが、旅行や遊びについてお話しするわけではありません。
既に皆さんは計画を立てられ、実行に移していると思いますから。

楽しいGWも終わり、またトレードや仕事が始まるので最終日くらいは家でゆっくり過ごそうと考えている方もいらっしゃるのではないかと思いまして、

「トレーダーがGW(相場のない日)に何を考え、どのように過ごせばよいか」

について少しお話しさせていただこうと思います。

マーケットそのものが動いているとどうしてもそちらの動きが気になり、エントリーやエグジット、また、損益などにフォーカスしてしまいます。

マーケットが動いていなければ目先の収支は変わりませんので、このような時に

「冷静に考えて頂きたいことがある」

のです。

大半のトレーダーはトレードで負けています。(9割以上)
この「負け」とは長期的に収支はマイナスという意味です。目先の勝負ではありません。

でも、目先のトレードで勝つことはあるのです。

でも、長期的な現金ベースの損益では負けています。

ここに

「あなたを長期的に勝ち続けることができるトレーダーへ導くヒント」

が隠されています。

今から大切な話をしますので、よく聞いてください。

多くのトレーダーは、トレードの反省と称して

「過去のトレードの内容を振り返る」

のです。

エントリーがまずかったのではないか?
利食いが速かったのか?
損切りが遅すぎたのか?
RSIは30ではなく20まで待った方がよかったのではないか?
等など・・・。

ズバリ申し上げますが、こんな反省を行っても・・・。

「あなたの成績はたいして変わりません!!」

あなたの成績を向上させるために振り返るべきポイントは違います。

正しい反省の仕方をお話ししますね^^

まずは、自分のトレードでの

「過去の勝ち負け」

にフォーカスしてください。

現金ベースの損益は「無視」して、とにかく1トレード毎の「勝ち負け」だけを思い出してみてください。

できればイメージだけではなく「取引履歴」などを遡ってリアルなものを確認した方が良いでしょう。

すると、その

「勝ち方、負け方のパターンにあなたの負け続ける理由が見えてくる」

のです。

つまり、

「そのパターンから見える「負ける理由」を明確にして、どのように改善すれば勝ち続けるトレードが行えるのか?」

を考えればよいのです。

このパターンは人それぞれですが、気がついたことを書き出してみましょう。
以下のようなパターンが見えるのではないかと思います↓

・勝ち負けの回数はほぼ同じ(損益は関係なく勝率は50%程度)

・勝ち負けがランダムに表れている

・勝ち負けに連続性がある(負ける時は負け続け、勝つときは勝ち続ける)

・負ける時は詰めて(頻繁に)トレードしている

・勝ち負け含め、単純にトレード回数が多い

・勝ち負け含め、単純にトレード回数が少ない

・Etc・・・。

よろしいでしょうか。
書き出したパターンから

「そのパターンから考えられる、負ける理由を明確に」

していきます。

例えば上記例の
・勝ち負けの回数はほぼ同じ(損益は関係なく勝率は50%程度)
であれば、

「勝率が50%なのに現金ベースのトータル損益がマイナスということは、単純に利食い額よりも損切り額が多いということだ。つまり、自分のトレードスタイルは損大利小となっている。」

「損大利小を損小利大にするためには、今の損切りと利食いのルールを変更しなければならない。」

「またそうなると、利食いを我慢する為のメンタルコントロールも重要となるな。」

と、こんな感じですね。

このようにしてあなたのトレードからもたらされている勝ち負けのパターンから

「負ける理由を明確に」

する行為こそが、本当にあなたが改善しなければならない

「根本的な問題点」

を知る行為となり、

「具体的な改善案」

を出せるようになるのです。

つまり、「正しい反省の仕方」ということですね。

GWが終わると同時にまたトレードが始まります。
マーケットが動き出してしまえば

「冷静に自分のトレードスタイルを見つめ直す時間」

もなくなってしまいます。

始まる前に一度取り組んでみてはどうでしょうか。
必ずあなたのトレードライフにとって役立つものとなるでしょう。

それではまた!


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