休むも相場
こんにちは、石田です。
以前、為替の短期売買日刊メールを無料配信していました。
エントリーは日足と30分足を利用して目線(独自のトレンド判断&エントリー方向)を判断し、
トリガーによって仕掛ける形ですが、ルール上、
マーケットの流れで新規エントリーのペースが2~3日に1回となっていました。
ある時、読者様から
「エントリーの頻度が少なくないですか?」
というご質問を頂きました。
これはルール上、その時の流れからステイを行った結果そうなっているのですが・・・。
とても重要なご質問だったので
「休むも相場」
という相場格言とあわせてこちらのコラムで解説しておきたいと思います。
トレード暦がそれなりにあれば一度は「休むも相場」という相場格言を耳にしたことがあると思います。
定番中の定番格言なのでネットで引くと山のように解説が出てくるわけですが、
検索で一番上へ出てきたこちらのサイト様↓
http://www.dambo-33.com/terms/jya/post_1.html
より引用させていただきますと・・・。
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■ かんたんな意味
年中取引ばかりしていても、儲かるとは限らない。あせって取引をしないで、ときには冷静に相場を見つめなおすことが大切である、という意味の格言です。
■ もっと詳しく
株の世界にどっぷりはまってしまうと、いつも取引していないと気が済まなくなることがあります。
特に負けがこんでしまっていると、早く取り戻さなくちゃ取り戻さなくちゃという思いから、どんどん不毛な売買を続けていってしまうこともあります。
そうやって、客観的に全体の相場が見えなくなってくると、取り返しのつかないミスや、大きな損失をまねいてしまう確率が上がってしまいます。
だから、よくわからない時や自信がないときは、あせって取引しない。ときには休んで、冷静に相場を見つめなおすことも必要です。
また、儲けられる人というのは、常に勝っているわけではなくて、ここぞというチャンスをものに出来るかどうかがポイントになります。
どんなボールでも振ってしまうのではなく、ストライクゾーンにきた球のみを打ち返せること、そのためにはボールを見極めること、それが重要です。
そのためには、冷静さをとりもどす、”休む”という行為が必要なんですね。
という長い話を集約したのが、「休むも相場」という格言です(笑)。
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このようになっています。
実は検索でその他にも出てくる「証券会社の解説」を使わずにこちらを引用させていただいたのは、
後半の「もっと詳しく」の部分がとても良い解説だったからです。
で、こちら様に加えまして、
アプローチの違う私の「休むも相場」について少しお話させてください。
「休むも相場」にはとても深い意味があります。
そして、この格言の
「意味の捉え方や感じ方」
は
「トレード暦やそのトレーダーが立っているステージによって変わるもの」
なのです。
全くのトレードビギナーさんは別として、
ある程度こなれたトレーダーへ成長した頃にこの格言を耳にすると
「あまり意味がない」
と感じます。
これはトレードが
・マーケットありきで行うもの
・マーケットは自分の力でコントロールできないもの
というとても重要な部分を意識していない、
もしくは知らない、気が付いていない状態です。
しかし、トレードで勝ち続ける、もしくは長きに渡りマーケットで生き残ることが出来るほどのステージまで上がっているトレーダーはこの「休むも相場」にはとても深い意味があることを理解できます。
これはそれまでのトレード生活で様々な工夫をしながらマーケットと戦ってきたから理解できるものです。
例えば
同じルールを繰り返していても、その時々のマーケットの流れで収益パターンが様々な形へ変化することを感じていたり、
これまで有効であったルールが突然機能しなくなり、トレードをストップせざるを得なくなったり・・・。
このような場面へ度々遭遇することで
「相場を休むことも勝ち続けるためには必要な行為だ」
と徐々に理解していきます。
実は私が「深い」といったポイントがあります。
一般的な書籍にはこの休むも相場を
*負け続けたからルールの見直し、頭を冷やす
的な意味合いで解説しているものが多く存在しています。
もちろん、これもメンタルコントロールの上で間違いではなく、正しい答えです。
しかし、勝ち続けるトレーダーの意識する「休むも相場」の意味はもっと深く
「収益カーブをより良い物へするために、
エントリーへ優位性のある偏りを生み出す為のステイ」
なのです。
もちろん、この精度には個人差があります。
しかし、機能するシステムトレードが存在するのと同様で自分の裁量トレードルールにも
「機能させるための偏りポイント」
があり、その場面だけでエントリーするために相場を休み、必要不可欠なステイするのです。
今日のコラムは後半、微妙に難しく感じた方もいるかもしれません。
しかし、重要なポイントなのでまた日を置いて読み返していただければ、また違った理解を得られると思います。
それではまた!
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