自分に合った投資のやり方を見つける方法
こんにちは、石田です。
先日質問を受けたのですが、
「これから投資を始めようと思ったら
どのようなやり方が良いでしょうか?」
というものです。
初心者の方なのでこのような
ざっくりとした質問でしたが、
真意の部分には
「最初から失敗したくない」
という気持ちがあると思います。
その方とは直接お話しする環境だったので、
その部分を汲み取りアドバイスさせて頂きました。
このコラムをご覧頂いている方の中にも
これから投資を始めようとか、
投資の経験はあるが思ったような成績が残せていない、
という方がいると思います。
そのような方に向けて
私が普段行っているトレードコンサル&コーチングで行う
「自分に合った投資のやり方を見つける方法」
についてお話しします。
これから投資or投機を始めるにあたり、
どのトレードスタイルが自分にとって最適か?は
その人の
・経験
・資金
・環境
の3つの要素から判断します。
各要素には無限にパターンがあるので、
無限パターンが3つもあれば
「初心者向けの投資のやり方の見つけ方」
について
「テンプレート化できない」
事は容易に想像がつくと思います。
そう、人ぞれぞれ最適なやり方は異なり、
各要素から複合的に判断する必要があるので、
「それを判断できる人間がヒアリングしてアドバイスするのがベスト」
と言えます。
そのような案件ですから
当然ながらこの紙面上で全ての答えを導き出すのには
無理があるので、
「何がなんでも確実におさえなければならない部分、1点」
に絞ってお話しします。
上記の要素「環境」に内包される外せないポイントは、
「投資に対してどの程度の時間を使えるのか?」
です。
本来であれば知識をつけるための時間(学習時間)まで
考慮したいところではありますが、とりあえずそれは置いておいて
投資の知識(技術)が身についている前提で考えると、、、
・マーケットを確認する時間
・注文を入れるために分析する時間
・実際に注文を入れる時間
です。
デイトレードやスキャルピングのような短期間の
投資スタイルによっては分析に時間がかかり、
注文後にも定期的なマーケットの確認を必要とするものもあります。
この投資スタイルであればお勤めしていると
物理的に実践することは難しいでしょう。
たまたま時間がある時に理想的な仕込みポイントで
エントリーできたとしても、その後「会議」が始まってしまえば
監視もできなくなってしまいます。
もちろん、投資対象とする「時間足」を比較的大きめに設定して
時間を取られすぎないように調整することも可能ですが、
もともとのやり方を
「自分専用にアレンジして使いこなす」
には「資金」と「経験」という別の要素も絡んでくるので
初心者にはハードルが高いと言わざるを得ません。
そのようなこともあり、
時間が自由に使えない初心者の方にお勧めするのは
「1ヶ月から3ヶ月程度で完結する中期的な投資スタイル」
か
「長期的な保有型の投資スタイル」
です。
売買を繰り返す投資のやり方よりも
学ぶこともわずか(勉強が簡単)ですし、
長期的な保有型投資スタイルなどは何より
「再現性が高い」
ので、
「投資というものは正しく学べばちゃんと利益を上げることができる。」
という体験ができ、それを自ら確認したことで
「投資が好き」
になります。
実はこれ、とても重要なことで、、、
投資で大きく失敗したり、
投資に対して悪い印象を持ってしまう方の8割以上は
「最初に取り組んだ投資スタイルが原因」
です。
始めて投資をする初心者が取り組むのに
再現性が
裁量判断に左右される難易度の高いやり方
から始めてしまい、上手く使いこなせず
「結果的に大きな損失を出す」
事となり、
「投資なんてやるもんじゃない、どうせ儲からないんだから」
という思考が出来上がってしまいます。
一度そう思い込むと
「食わず嫌い状態」
となって、二度と投資をすることはないでしょう。
投資は正しく学んで実践すれば、
「手間をかけただけの利益は得られる」
ものなので、やるかやらないかで
自分の人生計画が大きく変わることとなります。
これから投資を始める方が
自分に合った投資のやり方を見つけ、
毎年安定して利益を上げながら経験を積めば
定年退職を迎える場面で
「一つの収入源」
として確立させることもできます。
今現在、投資で思ったような成果を得られていない方も同様です。
投資は自らの「環境」に大きな影響を受けますので、
どんなに良いやり方に出会っても、
実践できる環境になければ成果につながりません。
大きな損失が出ていないのであればまだ間に合います、
やり方と環境の整合性は取れているか?
という視点で今一度自分の投資スタイルを見つめ直してみてください。
すでに投資の経験があるわけですから
ちょっとした工夫で結果を改善できる部分があるかもしれません。
それではまた!
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