『技術』ではなく『感情』の部分
こんにちは、石田です。
さて、今日は最近行ったトレードコーチングで「劇的に成果を上げて勝ち組トレーダーとなったクライアントさん」の話をします。
この話がとても面白いのは「『技術』ではなく『感情』の部分で結果が180度転換したから」です。
もちろんご本人に許可をいただいてここに書いています。
興味のある方はこのまま読み進めてください。
一応、お名前は「Aさん」としておきます。
Aさんはもともと人間関係が辛いという理由から今お勤めの会社を辞めて「専業トレーダーになりたい」というGOAL(目標)設定をして私とトレードコーチングのクライアント契約をしました。
導入セッション(初めてのコーチング)でGOALの再確認などを行い、その時も「意地でも専業トレーダーになって会社を辞める」「意思がとても固い様子」を感じました。
しかし、実際にコーチングがスタートしておよそ10日おきのセッションでトレードの結果を確認すると内容は全くよくありません。
というか、どちらかというとかなり悪い方だと思います。
Aさんはこれまでにトレード教材にも結構お金をかけていて、トレードで勝つために必要な知識はちゃんと学んでいました。
しかし、残念なことに結果が良くない・・・。
「原因と結果の法則」というのがあるのですが、簡単に言うと「その結果がもたらされるにはその結果を生み出す原因が必ず存在する」ということです。
この「原因を特定しなければ結果をよくするための改善ができない」ので、10日間のトレード内容を一つ一つ見ていくと、あるパターンに気が付きました。
それは「エントリーの数を増やすために、その時のマーケットの状況を都合よく解釈する」というものです。
どういうことか説明しますと、、、早く会社を辞めたい、早く専業トレーダーとしてやっていけるくらい稼ぎたい、そのためにはチャンスを逃さないようにしてできるだけエントリーチャンスを拾う
つまり、「早く専業トレーダーになりたいという『焦り』」により、エントリーの理由付けを都度無理やり捻じ曲げて(歪曲・矛盾)「明らかに精度の低い場面でもエントリーを繰り返していた」のです。
根本の原因は「技術面ではなく『焦り』という感情だった」ということですね。
その結果、「取るべきところではしっかり取って利益は上がっているが、それ以上にトレードすべきところではないところでトレードして出した損失が利益をすべて打ち消している状態」となっていました。
そのことから結果を改善するための戦略として、最初のころはエントリーを控えるよう決めごとを作ってコーチングセッションで管理していましたが、残念ながら効果がありません。
そう、「手を出さないほうが良い。と分かっていても焦りの感情が強く、『無意識的に』手を出すことをやめられないでいた」のです。
そこで、ちょっとウルトラC気味ですが、「まずは専業トレーダーになることを辞め、兼業トレーダーとして成功する方向へ頭を切り替える」という戦略をとることに同意いただき、感情がそちらに動くよう、コーチングを続けていった結果・・・。
まぁ、そこから色々とあったのですが、紙面の都合上、細かい部分は割愛し・・・。
最終的に「焦りの感情が消えた場面でトレードの成績が劇的に改善した」のです。
驚くほどに変わりました。
もちろん、使っているルールや手法は一切変えていません。
「専業トレーダーに対する価値観を変えた」のです。
そして不思議なことも起こりました。
トレードの結果が改善して、それが「安定して再現されていることが確認できる頃」から、「人間関係に苦痛を感じなくなった」そうです。
つまり、Aさんが言うには人間関係も良好になってきて、トレードでも結果が出ていて「今、会社をやめなければならない理由がなくなった」そうです。
私は専門外なので詳しいことはわかりませんが、「もともとトレードの結果が悪かったことが自ら人間関係を悪くする理由の一つにもなっていたのではないか?」と考えました。
皆さんはどう思いますか?
Aさんはまだ契約期間が残っているので、しばらくこのままコーチングセッションでトレード結果は確認させてもらいますが、、、
収益に出方のパターン的によほどのことがないと、元に戻る(悪い方に)ことはないだろう。と思われます。
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