投資の目標設定はその通りにならない
こんにちは、石田です。
さて、このコラムを読んでいる方は普段何かしらの投資or投機に取り組まれていると思います。
そこで今日は「投資の目標設定はその通りにならない?」というテーマでお話しさせていただきます。
収益、利益、利回り、年率、etc・・・。表現は様々ですが、簡単に言うと「儲け」の事です。
トレードコーチングなどでお話を聞いているとこの「儲け」に対して、
・今年は〇〇万円稼ぐ!
・年末までに〇〇%の利益を上げる!
・1カ月当たり〇〇万円儲ける!
等のように「目標を掲げる」方がいるのですが、実際には「目標を掲げること自体意味がなく、その通りにならない」事をご存知でしょうか?
表現を変えて結論を申し上げますと、「投資対象に対して自らがコントロールできない事象の割合が多ければ多いほど目標通りにならない」ということです。
もちろん対応策はあるのですが、なぜ目標通りにならないのか?の仕組みを
正しく理解しておらず、できもしない目標をただやみくもに目標設定している人がとても多いのです。
幾つか例を挙げてみます。
例えば、株や為替などに対する長期的な投資や短期的なトレード(投機)。
マーケットが上昇するかどうかは、個人投資家の力では一切コントロールができません。
株であれば、企業の価値が必ず(100%)上昇することは「どこまでいっても約束されない」のです。
そう、自分でどんなに「上がれ!上がれ!」と旗を振って応援しようが「本当に上がるかどうかはコントロールのできないマーケットが決めること」なのです。
それなのに「上がることを前提として目標設定したとしてもその通りにはならない場合がある」事は容易に想像できますよね。
短期的なトレードもそうです。「対応できる(エントリー)時間帯に利益を得られるようなマーケットの値動きが『絶対に』10回出現する!」と約束されていれば可能ですが、そんな都合の良い話はありません。
数少ないチャンスがあったとしても
・たまたま仕事中で・・・。
・たまたまお風呂に入っていて・・・。
・たまたま映画館で映画を見ていて・・・。
等が重なれば、まったく目標通りに稼げません。
というか、そのようなものに対して目標を設定すること自体無理があるのです。
不動産投資(賃貸業)でもそうです。頑張ってやっと賃貸用の不動産を手に入れました。
ではその不動産は「必ず目標通りの利回りを上げてくれる!」のでしょうか?
これも残念ながら「入居者が自分の物件を選ぶかどうかはコントロールできない」のです。
自分が不動産を取得したのと同じくらいのタイミングで同じ地域にもっと条件の良い物件が自分の設定した家賃よりも安く募集され始めた場合、物件を探していた入居者候補はそちらに流れる可能性が高くなります。
半年間物件が空けば「利回りは目標の半分となる」わけですね。
では、このような様々な投資案件に儲けの「目標設定」をすることは不可能なのでしょうか?
もちろん絶対ではありませんが、最初に申し上げた通り、対応策はあります。
絶対に目標通りにはならないとしても「設定した目標に限りなく近づける方法は存在する」のです。
その方法とは「稼ぐチャンスに該当する部分の分母を増やす」ということ。
詳細は割愛しますが、簡単に解説しますと・・・。分母が増えれば、、、「うまくいかない部分(稼げない部分)を内包したデータが目標設定時のベースとなる」ので、目標設定は正しく機能するのです。
言い換えれば分母が少ないことで「結果に偏りが生まれやすい」ということですね。
例えば株の長期投資であれば、「1~2社の株だから偏りが生まれて目標通りにならない」のです。
最低でも10社以上にすれば、そのうち上昇しない株が幾つかあったとしても「上がらない株が幾つかあることを想定して目標設定をする」ので少しは偏りを防げるでしょう。
短期的なトレードでもそうです。月に10回であれば偏りが生まれて目標通りにいきませんが月に100回以上あれば比較的精度の高い目標設定をすることが可能になってきます。
もうわかると思いますが、不動産もそうです。
賃貸物件が1つだと偏りが生まれますが、祖有している賃貸物件の数が多ければ多いほど「いくつか空室が存在することを想定して目標設定できる」のです。
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その投資法は、株価が下落しても気にせず、損切りせずに毎年20%の利益を狙っています。しかも、難しいことなど一切していません。
もちろん、年利20%というのは目指す数字であり、年利20%が絶対ではありません。当然ながら相場状況によって利回りは変動しますので。
そうは言っても、私自身の経験上、年利20%を毎年目指していけます。
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そのサインとやらは一体なんなのか?
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