あなたに合っているのは投資なのか投機なのか?
こんにちは、石田です。
さて、今日のテーマは「あなたに合っているのは投資なのか投機なのか?」です。
そもそも「投資と投機の違い」を明確に説明できる人もさほど多くはないと思います。
というのも、もともと・・・。
トレードとは〇〇〇。
投資とは〇〇〇。
投機とは〇〇〇。
この辺の線引きや使われ方が曖昧で明確な定義が存在していません。
ネットなどで「検索」すると、それぞれそれなりに定義付けされていますが、、、
アナリストの方たちの発言を聞いてみてもこの定義に沿って話しているわけでもなく、「正直、よくわからない」という人が多いのではないかと思います。
わざわざ明確にしなくても「そんなことどうでもいいじゃん!!」という人もいるかもしれませんが、、、
実はその部分が不明確で誰もが説明できるだけの定義がないために「お金を稼ぐことから遠回りしている人たちがたくさんいる」のです。
優しく言いましたが、本当は「儲け損なっている」「自分に合わないことに手を出して大損している」こんな感じです。
なぜそうなってしまうのか?そうならないためにはどうしたらよいのか?を説明するために先に私が
・トレード
・投資
・投機
のこれらを定義しておきたいのですが、肉付けし始めるとキリがないので・・・。
誰でも理解できるような「超簡単な私のシンプル定義」を先にお話ししますね。
一般的に世の中がどうなのかはわかりません、あくまでも「石田定義」です。
<トレードとは>
株や為替や商品先物などの「マーケット」を対象にした、「現物を受け取るわけではなく、あくまでも差金決済を目的」とした売買を行う総体的な行動を指す
<投資とは>
長期的な視点でお金を増やすための行動、総体的に「利回りは低め」だが「スキルが不要」で「リスクが低め」
例:
・現物株が値上がりするまで待つ長期保有(買う行為のみが基本)
・不動産の家賃収入(大家さん)
・何れ価値の上がる「モノ」を長期保有(貴金属、骨董品全般)
・ビジネスオーナー(非常勤役員状態)
<投機とは>
短期的な視点でお金を増やすための行動、総体的に「利回りは高め」だが「スキルが必要」で「リスクが高め」
例:
・値動き幅(ボラティリティ)のある銘柄に対して差金決済を目的とした1日~1週間程度の売買(株・為替・商品先物等)
・不動産の売買収入(建売・転売・買取後リフォームして販売)
・ビジネスオーナー(常勤役員状態)
簡単ですが、こんな感じです。
これらの定義をもとにお話を進めていきますが、、、
結論から言うと
「投資に合わない人が投資をやっている」「投機に合わない人が投機をやっている」から、「儲け損なったり、大損したりする。」ということです。
上記の定義の内容を見ただけでも「あ~自分は確かに合わないことをやっているな、だからか・・・。」とイメージが沸いたり、ピンとくる方もいると思います。
ピンとこない方は、以下の「3つの要素」で自分に投資があっているのか?
それとも投機があっているのか?
を考えてみてください。
3つの要素とは、
1:ライフスタイル
2:スキル&経験
3:資金規模
です。
例を沢山挙げたいところですが、長くなってしまうので1例だけ。
例えば「1:ライフスタイル」ですが、会社員でとても忙しくしていて頻繁にチャート確認できない人が「投機」を選択していた場合にそれがエントリーチャンスを逃したり、決済のタイミングを逃して儲け損なったり、予定よりも損が大きく膨らんだりして、さらにそれを「短期的に取り戻そう」として、結果的に「やってはいけないことをやってしまう」ことにつながり、さらにそれが「負の連鎖を生み出す」のです。
しかし、2と3は大丈夫。という前提で、「投機ではなく投資を選択」していれば、会社員であっても十分に結果が望めることになります。
今現在「お金を増やす」という目的で思うような結果が出ていない場合、まずは、自分の起こしている行動が自分の
1:ライフスタイル
2:スキル&経験
3:資金規模
に合っているかどうかを確認して「投資」と「投機」本当はどちらが自分に合うのか?
選択してみてはいかがでしょうか。
この他にも投資で勝つには知っておくべきことがあります。
それは、「負ける投資家の共通点」です。この共通点を知らないと本当は勝てていた売買も損切りで終わってしまいます。
なぜ損をする投資家がいる一方で、毎月勝ち続ける投資家がいるのか?
この疑問の答えを「負け組投資家 4つの共通点」としてまとめました。
以下のページから確認してください。
↓
負け組投資家 4つの共通点
石田信一

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